満福飯 008軒目

2019.02.25 TABLOweb ビバ★ヒルメシッ！掲載

お昼からこんなにも幸せを多く感じられる定食は食べないと損！
あぁ…多幸感。

今年もあっという間に１カ月が過ぎてしまう…。

最近、頭の中は“GW（ゴールデンウイーク）が10連休もある”ということでいっぱい！ つまり、昼・夜・深夜の3公演連続が10日間あるという激務に向けてあれやこれを考える毎日なワケで。気が付いたら2月が終わってたよね（笑）。

そんなこんなで最近、なかなかゆっくりごはんを食べる時間を作れなかったのですが、先日やっとゆっくりランチを堪能できる時間ができたので、マイブームでもある日本橋に昨年からずっと食べてみたかった大人気と巷で噂の“定食”を食べに行きました！

東西線日本橋駅B5出口から徒歩1分のところにあるおでん屋さん“お多幸”。

外観の迫力…存在感がスゴイ！重量感というか、敷居の高い印象すらも感じられますよね！ 夜は日本橋で働く人の心を温かく包み込むおでん屋さんなんですが、ここのランチが本当に驚くほどの“コスパ最強飯”なんです！！！

食べるの大好き＆かき氷大好きなお友達（わたしの中では“歩く食べログ”友達）からの前情報として、「開店前に行けばお店に１巡目で入れる！」と聞いていたので開店時刻11:30の5分前11:25に日本橋駅に到着し、歩いてお店の前には11:28頃に到着！（地図が解読できないので若干迷子になったので2分もロス！）

お店の前がスッカラカンだったので、“え？ 今日、定休日!?”と思って中を覗いたらもう、すでにお客様が中に案内されている！！！
あまりにも大人気で連日早くから並ぶお客さんも多いので、少し早くお店を開けて迎えてくれる懐の深さ…。お心遣いと優しさを感じますよね。

店内は1階にカウンター席とテーブル席があり2階にもテーブル席があり全部で90席くらい。

カウンター席では目の前でおでんがグツグツしてるところも見られる！ そして、店内にはおでんの出汁のいい匂いが広がっていて…もう、店内に入ってからすぐにお腹がさらに空いちゃう！！！ わたしはそのまま階段を上り、2階席へ。

席に座ると大き目の湯のみに入った熱めなお茶（わたし、猫舌ではないけど熱いなと感じたので、猫舌の人は気を付けてね！）で冷えた身体が一気にほかほか～♪ そして、お母さんに「なに食べるんだい？」と聞かれ、お目当ての定食を注文。

待つこと…数分！！！（凄まじいスピードですぐに来ました！拍手）
これが、わたしがずっと食べたかったお多幸のランチ限定定食“とうめし 670円”！

見てよ！ コレ！ このボリューム満点のごはん！！！ わかる？ 伝わる！？

“とうめし”とは、おでんのお豆腐がそのまま炊き込みご飯の上に“ででーん”っとのっちゃってるワケ！ すごくない？

他にもおでんの大根とかたまごとか牛のお肉もあって、大根のサラダとたくあん、お味噌汁に薬味のネギもあって、670円なんだよ？（しかも、ごはんはぎっしりいっぱいお茶碗に入ってる！）

お豆腐のボリューム感、伝わるかな？

ひと口お豆腐だけ食べてみると、とっても味が染み込んでて…「「お母さ～ん！！！」」って叫びたくなるような、優しさに包まれるんです。

こんなに大きなお豆腐なんに型崩れもなく、しっかり出汁も染み込んでいるのにほわっと優しくごはんと溶け合う感じが、とってもgood！ お味噌汁は貝の出汁が効いててすごくほっこりする。おでんの大根にはテーブルの上にある七味やからしをお好みで加えることもできるお心遣い◎！ …なんだろう、東京なのに、実家に帰ってきた時みたいな優しさと温かさ（泣）。

もくもくと夢中で頬張って食べていたらお隣の席のおじちゃんに「本当によく食べるなー！（笑）ここのおでんは真ん丸の大根も旨いんだよ！ ほら、やるから食いな！」と、まさかのおじちゃんが単品で注文していたおでんの真ん丸大根を頂き（熱々ですんごく美味しかった！ すぐ食べちゃったから写真ない！）、もうお腹だけじゃなくて、心まで多幸感でいっぱい…。あ！ お多幸って、多幸感からきてるんかな！？（大発見！！！）

お隣のお席も距離が近いからこそ、みんなで食べてる感じもあり、ステキな出会いもあった日本橋・お多幸。ランチは11:30～13:30L.O.なので、是非このボリューム感のある“とうめし”をみなさんにも召し上がって頂きたい！

postscript
本連載掲載を行うに伴い、店舗様には写真撮影及び原稿掲載へのご承諾を得たうえで行なっております。
掲載させて頂いた当時の原稿に一部修正を本編は加え、写真につきましては画質が粗かったり加工の仕方などを当時の思い出として記憶に記念に残したいな、と思いそのままにしております。
また、新型ウィルスの影響を受ける前での掲載だったため、すでに閉店をしてる店舗様がある可能性もございます。
予め過去掲載原稿ということをふまえ、お読み頂けますと嬉しく思います。