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満福飯 007軒目

2019.01.15 TABLOweb ビバ★ヒルメシッ!掲載

日本橋駅B3出口徒歩数分“つじ半”が運命を変えた?!
キラキラ海鮮マジックに胃袋は夢中

小さい時、親戚みんなで集まるとお寿司屋さんに行くのがしきたりで内心「また、お寿司なのか…」って。(今思うととっても贅沢な子どもだな、と思う)角刈りみたいな頭をしたおじいさんに自分で「あれが食べたい」「これ、ください!」がハードル高くて…カウンターに座ると勝手に出てくる(大人たちが「あなたはこれが好きでしょ」という押し付けね。笑)海老の握りと茶碗蒸しだけをずっと頬張る子供でした。

 “お寿司=海老”だったので、大人になってから生魚全般がダメで…いまだに海老だけ。さすがにこの歳にもなると周りから「お刺身(ナマモノ)ダメなのは勿体ないよ!」と言われることも増えて今更ながらの克服大作戦を決行!

すぐに携帯電話を取り出し得意の食べログとInstagramを使い市場調査! 早速、気になる情報を発見したので日本橋へ!!!

日本橋駅B3出口を出て徒歩数分で今回のお目当てのお店に。開店時間約40分前に下見がてらで行ってみたら、大通りまで人が溢れているのを見つけ辿ってみると…つじ半!!!そう、今回のお目当てのお店。

つけ麵でお馴染みの“めん徳二代目つじ田”店主である辻田さんと人気天丼屋さん“日本橋店丼金子半之助”店主である金子さんが共同で立ち上げたお店が今回ご紹介する『日本橋海鮮丼つじ半』。

ドアの横にあるメニュー表。メニューは”ぜいたく丼”のみ! 松竹梅(梅を軸に具材が豪華になる)の3種だけ。この一種類のみで真っ向勝負する感じに漢気を感じ、つじ半に行こう!と決めたのでした(笑)。

中に入るとカウンター席が12席。
目の前で店主がお魚をさばいてお皿にどんどん盛り付けていきます!

ギリギリ1巡目で入れたので、カウンター席にちょこんと座りながら待っていると目の前に…

食べ方がご丁寧に書いてある(初心者には本当にこうゆうお心遣いに救われる)!!!
ふむふむ。“お刺身は二切れ残しておく”のか! などと思いを巡らせながら待っていると……

じゃん! 到着しましたっ!
ぜいたく丼、ドーーーン!!!(竹)

奥にあるのはお寿司屋さんでもお馴染みのガリなんですが、昆布や白ごまと和えてあって見た目もお洒落。塩気も少し感じられて本当にお口直しにもピッタリ!

お刺身は、ごまだれと和えてありました!手前のは黄身醤油!

そして……

たっぷりのいくらに蟹とまぐろ、ぷちぷちっとした食感もあったので数の子も入ってるかな? きゅうりの歯ごたえ、大葉、海苔と…もう、本当に贅沢すぎる海鮮爆弾!!! つやっつやにキラキラ輝いてて、とても美しい…。
ただ、本当に1番苦手な食べ物が”いくら”なので目の前に現れたとき正直、絶望してしまいましたね。いくら1粒でもダメなので…。けど、今回は苦手克服も兼ねているので!!!

早速、黄身醤油にわさびを溶かして思いっきり海鮮の上にどばっと投下! いろんな味を一気に食べたくていくらも気にせずに口いっぱいにひとくち。…めちゃくちゃ美味しい!!! すごく美味しい!!! えーーー! 本当においしい!!! 本当に今までなんで、海鮮(ナマモノ)を避けてしまっていたんだろう?(食べたりもしてたんですが、生臭さがダメでした) 本当に美味し過ぎて、お箸が止まらない! どんどんどんどん口の中にごはんと海鮮が…

ああぁぁあ!!!
鯛だしをかけたお茶漬けを食べなくては!!!

カウンターに丼をのせるとごはんの有無を聞かれ(もちろん、大盛りでお願いしました♡笑)、熱々の鯛だしを目の前でかけてくれます◎

残しておいたお刺身を上にのせて…はぁ~美しい。
わたしはぜいたく丼のごはんとお魚たちも少し残しておいたので、スプーンですくうと、

まだまだ、たっぷりの海鮮が!

お茶漬けにするとゆずと生姜の風味も感じました。お刺身をのせたときに1番気になっていた…お魚の臭み、いくらのどろっどろっとねっとり舌に残るあの感覚。それが、本当に全く感じないんですよ。すごくないですか? 臭みがなくてどんどん進むんです。ごはんがどんどん胃袋へ……。

鯛の出汁もすごく濃厚であっという間に完食。とてつもない多幸感…。幸せ過ぎる。

お魚が苦手なわたしでもぺろりとあっという間に完食できちゃったつじ半さんの“ぜいたく丼”!元々お魚が大好きな方の感想もお聞きしたいので、是非行ってみてください!


postscript
本連載掲載を行うに伴い、店舗様には写真撮影及び原稿掲載へのご承諾を得たうえで行なっております。
掲載させて頂いた当時の原稿に一部修正を本編は加え、写真につきましては画質が粗かったり加工の仕方などを当時の思い出として記憶に記念に残したいな、と思いそのままにしております。
また、新型ウィルスの影響を受ける前での掲載だったため、すでに閉店をしてる店舗様がある可能性もございます。
予め過去掲載原稿ということをふまえ、お読み頂けますと嬉しく思います。

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