#57 アンビスホールディングス(7071) 2020/04/28

■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－2020/04/28

　　　　　　　山本潤監修「グロース銘柄発掘隊」　第５７号

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　山本潤氏率いる「株の学校」で、山本氏をはじめとする講師陣の薫陶を受けた精鋭アナリスト達が、成長株を発掘し、その内容を詳細にレポートします。

　毎週火曜日配信、１回に１銘柄の深掘りレポートです。

■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■

　　　　　　　　　　　　　　　【目次】

■はじめに
■アンビスホールディングス（７０７１）　客員アナリスト　蔦　胖
■小田原エンジニアリング（６１４９）補足　客員アナリスト　カーツ大佐
■モデルポートフォリオ　４／７更新

※本メルマガの一部内容を、億の近道へ抜粋の上掲載することがございますので、あらかじめご了承下さい。

■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■

■はじめに

　ＮＰＯ法人イノベーターズ・フォーラムのご協力により、客員アナリスト
たちのレポートの有料メルマガを提供しております。

　グロース銘柄発掘隊の隊長は東京２期生です。
　彼の指揮下、隊員たちは、週に一本のフルレポートをディープに発表します。
　どれも個性あふれるレポートです。

　投資家のみなさまにおかれましては、ぜひ、グロース銘柄発掘隊の客員アナリストたちへのご支援をよろしくお願い申し上げます。

（山本潤）

【発掘隊より】

　グロース銘柄発掘隊は、５年から１０年以上の長期投資に耐えると思われる銘柄を発掘し、調査分析するものです。配信した銘柄は短期的に株価調整する場合もありますが、対象企業の前提条件が変化しない限り、問題ないと考えます。
　配信した銘柄は定期的にチェックしております。もし、前提条件が変わったりビジネス環境が大幅に変化した場合には、あらためてフォローコメントを配信致します。

■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■

■アンビスホールディングス（７０７１）

＝７０６１　日本ホスピスとのモデルの違いと今後の展開予想＝

　私は２０１９年１０月１５日配信号にて、首都圏及び中京圏にて在宅型ホスピス事業を展開している日本ホスピスホールディングス（７０６１）の事業について取り上げさせて頂きました。
　⇒バックナンバー　https://note.com/okuchika/n/nb27fac6635ad

　今回は２０１９年１０月９日ジャスダック上場のアンビスホールディングス（７０７１）が取り組んでいる社会的課題である医療難民を解決しようとしている事業について考察します。

【会社概要】

１．社名由来：
　　大志ある未来像（Ambitious Vision：アンビシャス　ビジョン）の造語

２．企業理念：
　　志とビジョンある医療・介護で社会を元気で幸せに

３．事業ミッション：地域医療の強化・再生

４．事業内容：
　　医療施設型ホスピス「医心館」の運営及び訪問看護事業・訪問介護事業
　「医心館」２５施設　定員１，０５９名
　　　中京圏　６施設　定員　　１７３名
　　　　東北　６施設　定員　　２６２名
　　　首都圏　９施設　定員　　４４０名
　　　北関東　３施設　定員　　１４３名
　　　甲信越　１施設　定員　　　４１名
　　２０２０年４月時点で同社は２０２０年秋迄に８施設、定員４５７の出店を公表済です。

５．事業概要：
　　医心館（同社ブランド）は医師をアウトソーシングし、慢性期・終末期＊の看護ケアに特化したシェアリング病床のような在宅施設で、地域の中で医療依存度＊＊の高い人々の受け皿として機能する。
　　　＊厚生労働省は、病床機能を救命救急期、急性期（治療が必要）、回復期（危機は脱したが合併症のリスク等が残る）、慢性期（病状は安定、再発の予防と体力維持が必要）、終末期（末期癌等で余命数か月の状態）と定義
　　　＊＊人工呼吸器管理、酸素療法、経管栄養などを施さないと生存が難しい状態の度合