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#93 アートスパーク(3663) 2021/01/05


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       山本潤監修「グロース銘柄発掘隊」 第93号

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 山本潤氏率いる「株の学校」で、山本氏をはじめとする講師陣の薫陶を受けた精鋭アナリスト達が、成長株を発掘し、その内容を詳細にレポートします。

 毎週火曜日配信、1回に1銘柄の深掘りレポートです。


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               【目次】


■はじめに
■アートスパーク(3663) 客員アナリスト 大野翔馬
■モデルポートフォリオ 本日更新!!


※本メルマガの一部内容を、億の近道へ抜粋の上掲載することがございますので、あらかじめご了承下さい。


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■はじめに


 NPO法人イノベーターズ・フォーラムのご協力により、客員アナリスト
たちのレポートの有料メルマガを提供しております。

 グロース銘柄発掘隊の隊長は東京2期生です。
 彼の指揮下、隊員たちは、週に一本のフルレポートをディープに発表します。
 どれも個性あふれるレポートです。

 投資家のみなさまにおかれましては、ぜひ、グロース銘柄発掘隊の客員アナリストたちへのご支援をよろしくお願い申し上げます。

(山本潤)


【発掘隊より】

 グロース銘柄発掘隊は、5年から10年以上の長期投資に耐えると思われる銘柄を発掘し、調査分析するものです。配信した銘柄は短期的に株価調整する場合もありますが、対象企業の前提条件が変化しない限り、問題ないと考えます。
 配信した銘柄は定期的にチェックしております。もし、前提条件が変わったりビジネス環境が大幅に変化した場合には、あらためてフォローコメントを配信致します。

 


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■アートスパーク(3663)

 人間には生まれながらに何かを作りたい、生み出したいというクリエイター欲求がある。
 子どものころ、クリエイター欲求を満たすのに最初に与えられたのが紙と鉛筆。私の世代であれば新聞広告の裏紙と鉛筆。飽きることなく紙一杯にぐるぐる丸を書いたり、動物を描いたり。保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校とすべてにおいて絵を描く機会が与えられていた。
 真っ白なキャンバスに自分の創造力に任せて描く。絵を描くことは既成概念に捕らわれず、自分の思うように描くことは創造力を鍛える貴重な活動である。

 クリエイター欲求を満たすのが同社製品と言えるだろう。

【会社概要】

 社名の由来:アートには技術、デザイン、作品などの意味がある。それらに関わる企業が集結して刺激をしあいながらスパークしていく


[会社の構成]

 2012年4月に株式会社セルシスと株式会社エイチアイの2社を統合して設立された共同持ち株会社。現在はセルシス、Candera GmbH、カンデラジャパン、エイチアイの4事業会社で構成される。

 統合前の両社の事業はそれぞれ、セルシス社は携帯電話向け電子書籍配信ソリューション、エイチアイ社は携帯電話向け3D描画エンジンの提供を行い、共に携帯電話向け製品を提供していた。スマートフォンの普及により、業績が伸び悩むなかで両社の強みと顧客基盤を組み合わせて競争力強化を狙いとして、2012年4月に共同持ち株会社を設立し、両社がその傘下に入った。統合後、事業再編のため赤字の時期もあったが、現在は黒字化している。


[社長:野崎慎也氏]

 1991年セルシス社(現子会社)を創業し取締役就任、2007年同社社長就任。2016年3月共同創業者の川上陽介氏からホールディングス社長を引き継いだ。(所有株数43.3k)


 ◆事業の内容


 クリエイターサポート事業とUI/UX事業の2事業を国内及び海外で展開する。

 売上構成はクリエイターサポート事業が67%、UI/UX事業が33%。
 利益ベースではクリエイターサポート事業が黒字、UI/UX事業が2期連続赤字となっている。

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