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実習生について思うこと。
当院では、実習生を受け入れている。
見学についてもらったり、ケースノートを見させてもらったりと、指導者としての役割を担うことがよくある。
仕方のない事だが、実習生と自分の実習の姿を見比べてしまう。「俺が実習生の頃はな〜」って、実習生からすれば嫌なフレーズなんだろうな〜笑
実習をする中で、大事にしてほしい事はほんとたくさんあるんだが、やはり医療人としての責任感を感じる事じゃないかなと思う。
資格を取り、就職してからは、対象者たちからみればOTの担当として頼れるのは自分だけ。
(代診とかはあるけど)
何年目であろうが、お金を頂き、介入するのは自分だけ。だからこそ、その人たちにとって、自分の能力不足で不利益にならないように、知らない事は勉強しないといけないし、必要な物やスキルは万全に準備をする必要がある。
だって、そのひとたちの人生を背負わせて頂いているのだから。
自分が何に苦手意識があろうが、そのひとの前では作業療法士としての役割を果たさなくてはならない。
実習生に意識してもらいたいのは、
「自分が明日からこのひとの担当になった時、何が出来なきゃいけないのか?」
という事だ。
自分が今どんなスキルや知識が不足しており、どんな工夫や努力をしないといけないのか。そんな事を内省してほしいし、勉強してほしい。教えられる事はぜんぶ教えるから。
自分はそうやってやってきた。
まぁ他にも、対象者やスタッフに見学させて頂いているという意識を持ってほしいとか、色々あるが、、
結構厳しいって言われるけど、当たり前のことだと思うんだよなぁ。
ケースバイザーを前やらせて頂いたが、あんなにも教育は難しいものとは。
自分の知識が不足している事もあるが、相手にどこまでの課題を課すのかの線引きが本当に難しい。。
自分がお世話になったバイザーの先生も、きっと苦労されただろうなぁ…
本当に、お世話になりました。手のかかる子だったと思います。
がんばれ、実習生。俺も頑張る。
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