株式会社Salusを3.11付けで登記します

2011.3.11以降、意識が変わりつつある日本人が増えてきていると言われています。玉音放送なみの今上陛下の有難いお言葉や、被災地に飛び込んだ多くの勇敢な方々の姿に心打たれた多くの人たちは、このままでいいのか、何かを変えないといけないのではないか、生きるうえでほんとに大切なことは何なのか、などを自問自答し、もがきながら今もそれぞれの答えを見つけようとしています。
ぼくもそんなひとりとして、2019年の3.11付で株式会社Salus(サルース)を登記しました。

Salusの意味は、古代ローマの哲人キケロの言葉から来ています。
Salus populi supreme lex esto.
(万人の安寧こそが至高の法であらねばならない)

salusはpublic welfare(公共の福祉)と訳されることが多いですが、本来この言葉の意味は、安寧、幸福、安全、生存などもう少し広義の言葉だそうです。(内田樹先生曰く。)

僕たちは、公共の福祉というときその意味をとても狭く理解しがちです。
本来それはもっと幅広い意味を持ちます。持たせるべきです。
僕たちは言葉の定義をもう一度し直す必要があるのです。

なので、本来的な意味での公共の福祉や、僕たちの安寧とは何なのかなどを追求することを目的に、株式会社Salusは当面の事業としてゲストハウスやアート事業を通じて、人々の安寧のための場を作っていくことを目指します。

最終的には、愛と調和による世界平和を目指します。そのためには、欧米人の意識を変える必要があります。(日本人は自ら変わらなくなってしまっているので。)アメリカ的な消費第一・経済優先のライフスタイルやヨーロッパのヒューマンセントリックな意識を変えていく必要があると真面目に思っています。こんまりちゃんが、ものにも魂が宿るという考えをベースにした現代的なトキメキ発想で、アメリカ人にとって福音になっていることからも確信しました。今こそ日本人の本来的な生き方や考え方をアップデートした形で世界に示していく必要がある。

自然と共生し、命をありがたく頂き、万物に魂を感じる日本人の山川草木悉皆成仏的な考えを欧米人に分かりやすく伝えていくことが必要だと。
その結果、僕たちもそれを思い出すことができるはずです。

そのような考えをもとに、とはいえ、僕ごときにできることは限られているので、Think globally act locally で、出来ることからつくばを舞台に取り組んでいきます。

2020年には1店舗目の民宿Annei をつくば市みどりの駅周辺に建てます。こちらはみどりの駅周辺のまちづくりにも貢献していきます。

民宿ツクヨミにしようと思いましたが、わかりにくく勘違いされやすいので、安寧からとりまして、Anneiにします。今のところです。もっといいネーミングが思いつけば変わりますがw

その後筑波山麓のゲストハウスとして、2店舗目の古民家跡地や小学校跡地を狙います。名付けて、「ゲストハウス日本の小学校」です。ここでは、日常のお掃除や家庭科や給食や収穫祭とか夏祭りとか日本の子供達が学校でふつうに学ぶことを欧米人も体験出来るようなゲストハウスにしたいと考えています。日本人はこういう教育を受けているから礼儀正しくて、綺麗好きで、困難なときも列にきちんと並ぶし、ものや自然を大切にするんだ、ということをワンダーしながら気づいてもらえるようにしたいのです。

グリーンバードや筑波山のゴミ拾いも一緒にしたいです。
床の雑巾がけも、神棚のお掃除も、陶器の金継ぎも、いっしょにしたいです。薪割りや、鹿や猪の屠殺もいっしょにしたいです。
なぜとうもろこしで育てられた牛よりも野生の鹿のほうが美味しいのかを一緒に考えたいのです。
野菜も一緒に作り、作った野菜はなぜ買ったものより美味しいのかを一緒に考えたいのです。

自利利他を楽しく行ったり、街のことを自分ごとにしたり、モノや自然や動物の命を感謝して受け取ったり、そういうあり方を、ワクワクしながら一緒に体験したいのです。
(これらは僕自身も学ばなくてはならないことです)

日本人の焼くピザやベーコンやパンはこんな風になる、とか、あらゆる文化を寛容に受け入れ自分流にアレンジしていく日本人の文化的多様性も然りです。

そして、そんなことを事業としてやりつくばでうまくいったなら、そういう場をつくば市外、茨城県外にも広げていき、多くの人の意識を変えていくことにチャレンジしていきたいと考えています。

2019年3月10日 大久保剛史
つくばふるさとゆいまつり会場にて

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株式会社Salus代表/一般社団法人次世代モビリティ協会理事/中小企業診断士

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