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アトレティコにはじめて出会った日(初投稿)

 今日から私はnoteで定期的にサッカー(主にアトレティコ)のことについて投稿し世界に発信していこうと思う。
今回は第一回目として私がアトレティコに初めて出会った日を書いていこうと思う。

「誰やねん」と思う人が大半であろうからまず簡単な自己紹介から始めると私はNSCに所属し芸人を志している「大久保ジョレンテ」という大学生だ。
昔からお笑いが好きでフットボールアワーさんの漫才に夢中になっていた。
そんな私がアトレティコと出会ったのは約4年前。W杯でフランス代表のグリーズマンという選手にはじめて恋に落ち、彼を追いかけるようになった。

はじめは右も左も分からず「アトレ、、、アト、、アトレティコ???」と言った感じで初めて聞くクラブ名に戸惑ったがはやくグリーズマンのプレーが見たくて仕方なかった。そんな感じで私は18/19シーズンからアトレティコととの人生がはじまった。



 衝撃を受けた開幕戦
 
18/19シーズン開幕戦はUEFAスーパーカップという晴れ舞台でのマドリードダービーであった。サッカーを全く知らなかった私でもレアルマドリードというクラブはもちろん聞いたことがあり、なによりW杯で躍動したあのモドリッチと戦うのかととてもワクワクしていた。当時の私は恥ずかしながらアトレティコが17/18シーズンでELを優勝していたことを知らず、まだ大会の内容も全く理解できていなかった。ただただマドリードダービーというビックマッチに興奮していた。

慣れない4時起床に眠い目をこすりながらテレビをつけた。そして両チームの選手が横一列に並びスーパーカップのアンセムが流れると、ところどころに知っている選手が映った。(マルセロやセルヒオラモスなどほとんどマドリーの選手であったが)
そして試合が始まると、開始早々赤と白に身を包みいかにも漢という屈強な男がゴラッソを決めた。

・・・ジエゴコスタだ。


なにが起こったのかわからなかった。彼はセンターバックからのロングボールを処理しセルヒオラモスとヴァランのタックルをもろともせずかわしほとんど角度のないコースからシュートをぶち抜いた。これがゴラッソか。
はじめてサッカーを見る人にとってはあまりにも衝撃的なゴールであった。
あの時の興奮は決して忘れないだろう。

そのまま試合は進みベンゼマのヘディングとセルヒオラモスのpkによりあっさり逆転された。しかしアトレティコはそんな簡単に終わらなかった。コレアの折り返しに飛び込んだジエゴコスタがまたもや点を決め試合は延長戦へと向かっていった。

あっという間の90分だった。当時の私はもっと長いものだと思っていたが、アトレティコの美しい守備に見惚れていると1.5時間なんて一瞬であった。
全員で4-4-2のブロックを作り、全員が壁となってゴールを守り、虎視眈々とカウンターの機会を狙っているアトレティコのプレースタイルそしてディエゴ・シメオネが作り出したサッカーは僕をサッカーの沼へと引きずり込んだ。

延長戦になるとトーマスパーティの折り返しにサウールがボレーを決めまたもやゴラッソで勝ち越し、コケのゴールでとどめを刺した。



アトレティコがあのレアルマドリードに勝った・・・



私がアトレティになるこれ以上ない最高のシナリオの開幕戦であった。
当時世界一強かったライバルクラブに延長戦の激闘で勝ちタイトルを獲得した。

その後アトレティコの選手たちが表彰され主将のゴディンがトロフィーを掲げた。あの時のうれしそうなグリーズマンはとにかくかわいかった()

試合が終わるともう外は明るくなっていた。トロフィーを掲げる前にお母さんが起きてきて、「何を見てるの?」と驚かれた。
寝起きの悪かった私が早朝からサッカーを見るために起きていたという光景は確かに異常であった。


「なんかよくわからないけど、アトレティコが勝って優勝した」

この返答に当時の私の「にわかさ」が詰まっている。ただその返答をしたその日から私の心はアトレティコに奪われていた。



 


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