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早速推し活を目の当たりにした

思わぬところで推し活を目の当たりにした。(前の記事の続き的なやつです。)

今日の昼、広島に向かうために、高松から岡山に向かう快速電車に乗った。そこで2人のオタクを目にした。そう、電車オタクである。電車を推しとする方々である。1人は僕の後ろの席に座り、もう1人は電車の先頭に立ち、目の前で運転席を見ていた(この2人はお互いを知っているわけではないと思われる)。

先頭でひたすら運転席、そして電車の前から見える景色を見ていた方は、大きなカメラを持っていたが、写真はスマホで撮っていた。いわゆる撮り鉄であろう。この方は岡山まで終始そこを離れることはなかった。

後ろの席に座っていた方は、乗り鉄であろうか。同伴の方と、鉄道について語り合っていた。というよりはその方が一方的に喋っていた。盗み聞きした話の内容としては、電車の車体や顔、また法定速度の話だった。ん、法定速度?

この推し活中の2人を見て、その推し活を共有したく、僕は電車でスマホを見ず、電車から見える景色を見たり、電車の走る様子を自分なりに感じたりすることにした。もともと電車内では景色をよくみたりするが。

途中、おそらく瀬戸大橋手前で後ろに座っていた方がおもむろに立ち上がり、先頭へ行きもともとそこにいた方の横に並んだ。かと思えば、2人して撮影会が始まったのだ。しかも2人が同じタイミングでスマホの撮影ボタンを押すもんで、何がすごいのかわからないがとりあえず僕も写真を撮ることにした。電車好きのおふたりが写真を撮ってるのだから、なんかいいものが撮れるかもと思って僕も撮ってみたが、結局よくわからなかった。そこを共有できなかったのは悔しい。


ん?

その後、後ろの席に座っていた方が席にも取り、再び会話に花を咲かせていた。実際にメーターを見てきたのか、「快速の法定速度、83km/h」の話ばっかりしていた。そこ着目するんや。ほんで、電車の法定速度それなんや。

こうしておふたりの推し活に自分なりにのってみたわけだが、そもそも楽しそうに推し活してる2人を見るだけで幸せ。ただただ移動するだけの1時間近くが、めちゃくちゃ幸せな時間になった。やっぱり僕は好きなことに取り組んでいる人をみるのが好きなようだ。

そして、後ろの席の方は朝から活動していたらしいが、推し活が早起きを苦にさせなくするんだと思った。推し活を朝から設定したら生活習慣もさらによくなる、いいことしかないやん。

本当はおふたりとしゃべってもっと好きを共有して欲しかったが、しゃべりかけてしまうとただでさえ変人の僕が変人を極めてしまうことになるので、やめた。僕が極めたいのは推し活なんよ。


ん?

色々あったが、最後に、移動時間を楽しませてくれた(というか僕が勝手に楽しんだ)、どこの誰かもわからない方々へ。これからも大好きな、推しである電車と向き合い続けて欲しいです。僕に言われんでもするよね。ということで以上、広島からお伝えしました。

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