最近の寝かしつけ事情
1歳9ヶ月に突入しても、寝かしつけは日々進化、変化していくものですな。
「この時間にこう!このタイミングでこう!この角度でこう!これが今のベスト寝かしつけスタイルや!!」と完成しても、体感、3週間で通用しなくなりますね。なので、計算すると28回トライアンドエラーを繰り返してることになりますね。でもほんとそのくらいしてるな……………………………………
育児で大変なことはたくさんありますが、わが家でいちばん繊細なテクニックを要し、試行錯誤が必要だったのは、「寝かしつけ」だと思います。ねー…
そんなネンネ下手なムスメも大分安定して寝ることができるようになりました。
最近のルーティンはこんな感じです。
19時半 …お風呂にはいる。お風呂場で歯磨きをすませると楽。
お風呂にはいってるあいだに、夫に、テレビを消し、部屋の電気を薄暗くしておいてもらう。(ムスメの目の前でテレビや照明を消すことは命取りになる)
お風呂場で「今日は(絵本名)をよむ?(絵本名)にする?」などを尋ね、言質を取っておくと、あとあと楽。
携帯も、脱衣所に隠しておく。
20時 …お風呂からあがる。テンションは高め。なんとかオムツとパジャマを着ていただく。(ここで食べ物やおもちゃやテレビを見つけてしまうと地獄。サササと目の前から排除)
ほかほかご機嫌のまま、「おふとんに行って(絵本名)よむ?」と尋ねる。たいていは「ウン」とうなずき、素直にベッドに移動。
ここで「ママノーワ?!(ママの携帯はどこだ)」と気づく。「とにかく、このふかふ〜かのクッションにすわって(絵本名)をよもう」と促す。少し考えて、座る。お膝に布団をかけよう、と促す。布団をかける。
いまのお気に入りの絵本、一軍はやはり「わたしのワンピース」。「(ワンピース)よもう」は、たいてい「ウン」と頷いてくれる。でも、ママもう、ちょっと飽きちゃった………………「わたしのワンピース」は、わたしが小さい頃好きだった絵本で、実家にあったのを持ってきたんだけど。毎晩朗読はやっぱり飽きます………………
そんな時の強い味方、図書館。
図書館万歳!乳幼児育児の強い味方、図書館が家の近くにあって本当に良かった。
とりあえず、好きそう・興奮しすぎなそう・お腹が減らなそう、な絵本を5冊くらい借りてきて、寝るときに登場させて、気に入ってくださったものを1週間ずっと読んでます。今週は「おやすみ」という眠そうな動物の写真集がお気に入りです。毎日違うの読んでたら興奮しちゃうからね… そして毎日少しずつ覚えていくのを感じられるので楽しい。昨日まで虎を「ライオンシャン」と言っていたのに今日は「ゥトゥアシャン ガオオー」と言っていた。
絵本を買い足していくのもいいなーと思っているけど、寝かしつけに使うのは毎晩同じのはツライので図書館助かります。
20時半 …絵本を何回か読んでると、右手をチュパりだし、左手をわたしのパジャマの袖から滑り込ませて皮膚をつねりだす。こりゃ、もうすぐ寝るぞ…よしよし。
でもここで焦るととんでもないことになるのです。(覚醒して22時過ぎまで寝ない)
本人は眠いくせに、寝たくないと思っているので、もちろん「(絵本パタン)おーしーまい。ねんねしよう」「ウン」とは絶対にならないので、ここからなるべく自然に眠りについて欲しいわけですが…
パターン①ママ、突然気絶するように寝ちゃったパターン
突然絵本を閉じ、目をつぶって寝息をたて、絶対に何があっても起きない。
所謂寝たふり作戦なんだけど、結構勇気いるんだよねぇ。だいたいは、「ママァ!!!!(起きろ)」ってなるんだけど、こっちが絶対起きないことがわかれば静かにくっついてきて意外とすんなり寝るモードになってくれます。勇気がいるというのは、10回に1回くらい「ママァ!!!(起きろ)ワァァァァン!!!(起きろ)」となって覚醒モードになってしまうからです。夫がいるときに主にこの作戦を実行します。
パターン② 絵本は閉じずに、でもめくらずに、同じページを見続けるうちに眠気が…パターン
これは今日完成させた(今日かよ)パターンなんですが、ムスメがチュパりだして眠そうなときでも、ページをめくると「ジョウシャン!」「ライオンシャン!」と、元気に反応してくれるんですよね。かわいい。かといって閉じると怒るので、ページをめくらない。めくって!っていう仕草をしたらめくるけど、なるべくめくらない。「(眠いけど寝落ちするまで絵本は目の前にあってほしい)」というムスメの需要に「(絵本を読むのに疲れた)」という供給で応えた形となり、21時、本日は大変穏やかに眠りにつかれました。
しばらくはこの作戦でいきます。
長々と読んでいただきありがとうございました。