アイヌ民族への現代の差別は?

現在でもアイヌ民族への差別は残っている。
差別が残っている観点でサマリーを紹介する。

2015年 世論調査(平成27年度)

内閣府による国民のアイヌに対する理解度に関する世論調査概要版(PDF形式)より。

差別や偏見について、17.9%が「あると思う」となっている。

2015年 アイヌ民族多住地域住民調査報告書

北海道大学アイヌ・先住民研究センターによる白糠町におけるアイヌ民族の現状と地域住民の「第4章繰り返されるアイヌ差別」より。

全体では86.5%が「被差別経験あり」、青年層でも76.9%が「被差別経験あり」となっている。

2016年 先住民族多住地域の社会学的研究

北海道大学アイヌ・先住民研究センターによる札幌市・むかわ町・新ひだか町・伊達市・白糠町を対象にした「第3章 現代におけるアイヌ差別」より。
(データは札幌市・むわか町2012年、新ひだか町2013年、伊達市2014年、白糠町2015年。白糠町は上述の調査と同等のもの)

2018年 帯広市におけるアイヌ民族の現状と地域住民

海道大学アイヌ・先住民研究センターによる「帯広市におけるアイヌ民族の現状と地域住民」より。

全体では82.9%が「被差別経験あり」、青年層でも71.4%が「被差別経験あり」となっている。

インターネットでの差別

以下の差別煽動が横行している。

・アイヌ利権
・自称アイヌ、似非アイヌ
・アイヌ民族はいない
・アイヌ民族は先住民族ではない
・差別ビジネス、被害者ビジネス
・アイヌ民族の先住権は国家分断する
・アイヌ協会の裏に北朝鮮化の工作がある

アイヌ民族否定論に抗する

アイム民族否定論に抗するbotがあり、インターネットでの差別煽動などを取り上げて否定している。参考にされたし。




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