1219 日記

昨日はM-1グランプリに、FIFAワールドカップの決勝と盛り沢山の一日だった。人生を賭けた一発勝負の舞台に挑む者たちの顔はいつだって格好いいものだなあと小市民の感想。

そして何かに命を賭したり、ぎりぎりのところで生きている人(自分に妥協していない人)の顔は絶対に研ぎ澄まされていくんだなあというのが第二の感想。全然レベルは違うけど、僕も就活が終わって1か月ほどしたある時母親から顔がふぬけてるなあと言われたことを思い出した。

それ相応の努力をすればするほど、相応しい雰囲気を醸し出すようになっていく。垢抜けるという表現があるけど、人が時間をかけて磨いた部分というのは、いつか絶対に外側に出てくる。それは悪い意味でも然りだろう。これは自分にとっての教訓として肝に銘じておきたい。

じゃあ自分が一番磨かれていた時っていつだろうと考えた。やっぱり受験のときか就活の時かなと思った。

まず、ゴールを設定する。そして今の自分とゴールの距離感を理解する。そのギャップを埋めるために何が必要かを考える。日々実践していく。そして違った部分を修正していく。この繰り返し。そしてちょっとずつゴールとの距離を縮めていく。

結局、どんな物事も本質は上記のようにやっていく以外にないんだろうな。と。でもM-1にしてもサッカーにしても、相手がいるし、自分以外にも皆磨きに磨きまくっていて、それは自分との戦いだけでいい受験とは全然違う。

そして、どんなに正しい努力であっても、それが才能とか、時の運としか言えないようなもので、潰えてしまうことも往々にしてある。

結局、報われることも報われないこともあるし、むしろ報われないことの方が圧倒的に多いのに、なんで頑張らなあかんのかという話に帰着するんだけれども、やっぱり、磨いている時間は、めちゃめちゃしんどいけど、めちゃくちゃ充実していて、何より一番しんどいことは、今日と同じような明日が続いていくんだろうなあとぼんやり感じて、その時間の重さに押しつぶされそうになることだなと思う。

社会人はゴールが作りづらい。邪魔とかしがらみとかが多いし。その点、昨日僕がテレビで観た人達はめちゃくちゃ羨ましいなと思う。やっている方々のしんどさは自分が察することができるようなものではないのだけれど。

でも、何とかああいう熱いものからエネルギーを分けてもらって、自分も何か何か見つけたいなと思った。

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