8月24日(土)の日記

スペイン巡礼の旅に出発する友人の壮行会へ。
わたしは今のところ巡礼にもお遍路にもさほど心惹かれませんが、先日まで少し興味を持っていた修行道場と比較すると、自立しているのは巡礼なのかしらという気がしてきます。修行道場は受動的(本質的にはそうではないのでしょうが、時間割がきちんと決まっているという点で受け身)であるのに対し巡礼は自らスケジュールを立てるという点で能動的なようです。道場では皆と足並み揃えて集団生活をしますが巡礼では自分のペースで進むそうです。一箇所に留まるか目的地へと歩き続けるかという点でも対照的です。
しかしそもそも修行道場と比べるべきはキリスト教の修道院生活でしょう。無意味な比較でした。

非日常に身を置く決意は日常があってこそ生まれるのかもしれません。

友人の道中が健康と安全とたくさんのすてきな出会いに恵まれたものになりますように。
次に会うときにわたしも前に(?横に?斜めに?)進めていますように。

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