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回想8: JAPAN JAM

 JAPAN JAM 2024にMyGO!!!!!が出演するということで、MyGO!!!!!の初野外フェスを見届けたい思いで参加してきた。自分も野外フェスに参加するのは初めてだったので、どんな雰囲気なのかとても楽しみだった。

 MyGO!!!!!の番が来るまでは、事前にffさんに教えてもらったアーティストを覗きに行ったり、ご飯を食べたりして過ごした。

酒を飲んでも合法ライブ!?

 そしてMyGO!!!!!の番が来そうになったので移動。

近くて最高。

まずリハーサル見れたのデカい。私は音楽についての知識が全くないので、すごく念入りに調整してるんだなぁと感心したし、メンバー同士の絡みも見れて笑顔。あと、羊宮さんが照れながら出てきたのが、イイね。発声のチェックで久しぶりに栞を聞けたのも良かった。ライブで聞ける機会なかなか訪れなさそうだし。

 そしていよいよライブが始まった。セトリはこちら。

 
 迷星叫はMyGO!!!!!の始まりの曲であり、MyGO!!!!!がどういうバンドなのかを表している曲でもあるから、フェスという場で自分達の世界観に塗り替えるのに適しすぎている曲だと改めて感じた。

 壱雫空、影色舞、碧天伴走、歌鳴はとにかく楽しかった。あれだけ開放感のある場所で、思いっきり跳んだり、ステップ踏んだり、腕振ったりできたのは貴重な経験だったと思う。そこそこスペースが広かったのも大きい。

 締めはやっぱり、音一会、なんですよね。最後のシンガロング、ライブハウスやアリーナなどとはまた違った音の響き方で新鮮だった。初野外でオタク達も気合いが入っていたのか、全員で大合唱できて気持ち良かった。

 全体として、野外フェスでしかできないことを思う存分味わえたライブだった。実は、最初はオタク現場じゃないから雰囲気だいぶ違うだろうし、他のアーティストも全然知らなかったので参加は見送ろうと思っていたのだが、結果行って正解だった。色々なアーティストに触れられて、新たな出会いがあるのはフェスの醍醐味。MyGO!!!!!に色々な経験をさせてもらって感謝している。そして、これからもMyGO!!!!!の活動の一瞬一瞬をできるだけ見逃したくないと改めて感じた。


おまけ:SUPER BEAVERが良かった話

 MyGO!!!!!以外にもちょこちょこライブを覗きに行ったのだが、その中でも特にSUPER BEAVERがブッ刺さった。MCが素晴らしかったので共有。

 まず「ひとつになろうぜ、一体感作ろうぜみたいなのが嫌い」という言葉でこのバンドは一味違うなと感じて身構えていたら、「一体感は各々が好きなようにやった結果、偶発的に起こるものでいい」と主張した。この考え方はとても素敵だなと感じた。例えばMyGO!!!!!の「焚音打」も、「それぞれの拳の中に握ってるものは違ったっていい」と謳っており、それぞれ向き合い方が違っても、拳を掲げることで、握りしめているものが違ったとしてもこのパンクロックの中で同じ熱になれる。これと通ずるものがあると思った。
 また、SUPER BEAVERの音楽は「現実逃避のため」ではなく「真実と向き合うための音楽」ってのがいい。自分もライブに行く理由は現実逃避ではなく、今まで頑張った自分へのご褒美と次へ進む糧とするためでありたいと思っているから、すごく共感した。

 なんか結局MyGO!!!!!を通して考えてたことに結び付いてしまって申し訳ないが、SUPER BEAVERに出会えたことでまた価値観がアップデートされて良かった。MCが良いバンドが好きなのかもしれない。

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