サンシャイン池崎こそが現代の竈門炭治郎である。

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標題の珍妙な説を解説するにあたり、私はまず特にお笑い鑑賞は趣味というわけではない、どちらかというとアニメやゲームのオタクであることに触れたい。お笑いといえば、M1がタイムラインで話題になっていれば見る、それくらいの距離感で、お恥ずかしながらサンシャイン池崎についても大声を上げる人くらいの認識しかなかった。…そう、彼のYouTubeチャンネルを見るまでは。
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超・空前絶後超絶怒涛のギャラクシーちゃんねる極

これがサンシャイン池崎のYouTubeチャンネルの名前だ。クソ長いのでもう二度と打ちたくない。暗いニュースばかりの世の中を明るくするため、再始動という形で始まったこのチャンネルの現在の登録者数は10.6万人。ちなみに、目標として掲げているのは1億人である。このチャンネルの動画を見て私の中の池崎の印象は大声を出す人から一転、ほぼ炭治郎になった。

このチャンネルの動画は大きく分けて3種類ある。
①企画系②漫画メシ③ゲーム実況
だ。
今回の記事では主に①の企画ものを紹介するが、②の漫画メシもめちゃくちゃ面白いので機会があれば紹介したい。
さて、前置きが長くなってしまったが、いよいよ本題に入っていきたいと思う。五つの動画を元にサンシャイン池崎=竈門炭治郎説を検証していく。動画の内容について踏み込むのでここまでで万が一見てみようかなと思ったら(思わないだろうが)動画見てから戻ってきてほしい。あと鬼滅の刃の内容についても話してしまうので、未読の方はご留意されたい。

☆池崎VSブロワー

見ての通り、ブロワーとサンシャイン池崎の直接対決である。ブロワーってあの、落ち葉とかをブワーッと掃除したりするアレである。それと、肺活量で勝負する動画だ。これは私が初めて見た池崎の動画で、最も好きな動画なのだが如何だろうか。生身で息が一生は続かない、息切れをする人間が機械で電力ある限り動き続けるブロワーに勝てるだろうか。いやもはや勝てる勝てないではない、勝負を挑もうと思うだろうか。それを挑むのが池崎である。絶対にその目で勝敗の行方を確認してほしい。そして、この戦いは生身で夜に鬼と戦い続ける炭治郎を彷彿とさせたのではないだろうか。これが池崎=炭治郎説その1である。

☆罰-1グランプリ

これは比較的最近の企画で、池崎が考案した賞レースだ。古今東西の罰を列挙し、最強の罰を決めるための動画だ。この動画には後輩芸人が参加する。はて、罰を戦わせるとはいったい…?と思うだろうが、とんでもない方法で勝敗を決める。池崎が後輩2人から同時に罰を受け、より辛かった方を勝者として勝ち進めていくトーナメント形式なのだ。正直炭治郎説抜きにして死ぬほど面白いので見てほしい。お恥ずかしながら動画が上がった当時私は池崎への理解が足りず、後輩に池崎が攻撃するのかと思ってしまった。そんなはずはない、彼は心優しい人間で、人が傷付くことを行う人間ではないのだ。この心優しさ、慈愛こそが池崎=炭治郎説その2となる。

☆瞬きせずにジブリ全部見る

狂気の動画である。正直私はこれを見ることを大層渋った。何故ならドライアイなので人が長く目を開けてるとこなんか見たくないからである。でも池崎がやるというのだ。瞬きせずに、ジブリ作品を見切るというのだ。それに私が立ち会わずしてどうするというのか。暗いニュースの世間を明るくし面白くするため、池崎は立ち向かう。どう考えても人間には不可能な偉業を成し遂げるのだ。結末はぜひ動画で見てほしい。この抗えないはずの目蓋を閉じる誘惑に抗い刮目し続ける姿は、まさしく無限列車編で厭夢に立ち向かう炭治郎そのものではないか。なんかジブリと戦ってるし。この戦いは池崎=炭治郎その3を決定づけるものとなる。

☆エンドレス焼きそば

これも比較的最新の動画で、焼きそばを湯切りし、その湯で次の焼きそばを作ってひたすらに食べ続けるという動画だ。結構バズってて再生数が伸びていて嬉しい。池崎がやれると言ったなら何個でも湯切り出来るし何個だって食べられるのだ。だんだんぬるくなり、少なくなるお湯を使い無限に焼きそばを作って食べていく。その姿は最終決戦でヒノカミカグラを繰り返し円舞する炭治郎を想起させる。ヒノカミ×水の呼吸ってつまりお湯だし。これが池崎=炭治郎説その4だ。

☆那須川天心VSサンシャイン池崎


ブロワーと戦っていた男が最強の格闘家と戦うことになるなどと当時の私は予想だにしなかった。私もあんまり詳しくないが、公式戦無敗のとてつもない強い格闘家らしい。いやもう無惨じゃん。それを色んなキャラの力を借りて倒すという。いやいやいや、私の説、立証されちゃうじゃん?おはスタ繋がりもあってか、花江夏樹(花ちゃん、炭治郎の声優さん)とも繋がりのあるサンシャイン池崎だ。流行ってることもあるし、ここで鬼滅の刃のネタをやらないわけはあるまい。胸の高鳴りを抑えられない中、動画を見た。
結論から言うと出てこなかった。ジョジョもナルトも果てにはカイジまで出たが、鬼滅の刃は登場しなかった。私の説は間違っていたのだ…、と一瞬思うも、そうではない。リングに日輪刀、いわゆる武器を持ち込むなんて卑怯なことをする男ではないのだ、サンシャイン池崎は。だって炭治郎なんだもん。というわけでこれが池崎=炭治郎説その5となる。本当に?

というわけでここまでがサンシャイン池崎が現代の竈門炭治郎なのではないかと思った根拠である。お付き合いありがとうございました…ホントに…

◼︎最後に
勘のいい読者の方は気付いたかもしれないが、私はとにかくサンシャイン池崎のYouTubeが大好きで全人類に見てほしいのだ。目標である1億人も、日本人だけでも1.2億人以上いるのだ、不可能ではないだろう。
一つでも気になる動画があったら是非見てみてほしい。そして是非、1億人への一助となってほしいのだ。
もちろん、炭治郎説も真面目に考えて結構面白いと思っている。余談だが、私があんまりうるさく言うので池崎のYouTubeを見てくれた友人から「面白いのはわかるけど貴方はこの人の何がいいの?」と質問されたことがある。その疑問をぶつけられ、改めて池崎の動画を1から見返した私が思ったのが、「私が炭治郎好きなのと一緒だな…人格、人格よ」ということである。アホな芸と大声でかき消されてしまっているかもしれないが、暗い世の中を明るくしたい、みんなに笑ってほしい!という想いが強烈に伝わるのだ。私が炭治郎を好きなのもその真っ直ぐで優しい、暖かい心根故だ。無限列車編で炭治郎の心の中の光の小人が青年を案内しているのを見たとき、首が濡れるほどに泣いたのを覚えている。サンシャイン池崎も、私がひとたび心の核を打ち砕かんと精神世界に入ったならば大声を上げてありかを教えてくれるだろう。果たして私はそれを打ち砕けるだろうか、一体何を言っているんだ私は。
わけがわからないことになってしまったが、上記の事情が私が今回この記事を書こうと思ったきっかけである。私は本気でサンシャイン池崎の真っ直ぐでひたむきな人格に強い関心を持っており、キャラクターに例えるならば炭治郎しかいないと思っているのだ。

この文を読んで、もし少しでもサンシャイン池崎のYouTubeチャンネルに興味を持ち、再生数が1でも増えたならば、私にとってこれより嬉しいことはないだろう。チャンネル登録、イイネ宜しくお願いします!!!

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