リゼロ一期をみました



リゼロ最終話まで見ました(私が見てたのは新編版みたいなのらしい)正確には26話まで見ました
これマジですごいアニメだわマジで 

レムりんの素晴らしさについては先日語ったんですけどそれ以外も構成、伏線の張り方が文句の付け所がなくて、22時には寝たい私が2時までぶっ続けで見ちゃってました……
「死に戻り」最初にリアルタイムで見たときは、死んでも戻れるって、死への緊張感みたいなのが薄れるなぁと思ってたんですが、繰り返すうち、記憶を持って死に戻るということは仲間の死を、愛する人の死を何度も何度も経験し、果てに自身の死を経験し続けることで、スバルの精神がどんどんおかしくなっていくのを目の当たりにしました。で、死に戻りを人に言えないって言う設定が非常に絶妙で、それを話して理解してもらえれば精神負担は全然違うのに、それは言えないというのが…しかも恐らくもって何故言えないかは嫉妬の魔女(作品においての根幹たる存在で、主人公が愛し、全てを捧げると誓った少女に似ている)が影響しているという……もうその設定だけで天下とれてしまう。戻る箇所を選べないのもミソで、一期ラストではレムが世界から失われたことで死んで戻る決意をするスバル。ここも本当にすごい 魔女教との熾烈な戦い、終わっても尚爆発を止めるため命がけ 最愛のエミリアに気持ちを伝え、ようやく心が通いあったという直後に、それら全てをやり直して白鯨攻略後からやり直す決意を胸に恐ろしい、首に刃を突き立て自害するスバル しかしながら無常にもセーブされた地点はエミリアと和解した後で、どう足掻いても自分の足ではレムを助けにいけない……という……そんなんある?
なんだかんだといっても、便利なものとして使ってきていた死に戻りの致命的な欠陥と言っていいのか、どうしようもスバルには出来ない部分で、レムの救出が拒否されてしまうの…………いや……え?みんなこれ何年も待ったの?やばいね……
レムが本当に最高最良、最優のヒロインで、彼女がいなければスバルは廃人になり、恐らく死に戻ることもなく物語は終わっていたでしょう
白鯨攻略に至るまでのレムの繰り返される死に折れかけていた心は、レムの深い愛を添え木として立ち直るのです……こやは負けヒロインという言葉が嫌いで、レムりんにもその渾名で呼びたくないんですが、彼女はそもそもただ恋に破れたヒロインだけでは片付けられない大仕事をしてますよね……スバルも素晴らしくて、一時はレムと遠くに逃げて一緒に暮らす選択肢を選ぶのもまた 一世一代のプロポーズ、素晴らしかったです本当に いのりんの声今までそんなにメロメロってわけじゃなかったですけど、完全にやられましたわ タイトル回収までの応酬素晴らしすぎる なんて気高いヒロインでしょう 格式高いヒロインでしょう そも最初にレムはリンガを使ったレシピを思いついたので部屋から誰かが出て行ってもわからないかもしれませんってとこあそこエミリアに会いに行くんやでスバルは いい女すぎる エミリアよりきっとスバルを理解しているし、エミリアよりスバルを愛してる ただ、スバルが愛してるのはエミリアだったというだけで、、、うっ……
こやはエミリアにだって幸せになってほしいのでそこにどうこうは言いませんけどもレムがあまりにも宇宙一のヒロインなのでどうしても悔しいよ 幸せになってくれって言ったそばからエミリアにレムって誰のことって言われちゃったよどうしよう お前を好きな男のことが好きな女だよ 思い出してくれ でもエミリアもいいんですよね本当に 不器用ででも情に熱くて、スバルが好きになるのもわかるんだ本当に そしてレムりんもエミリアのことが好きなのだ うう
あまりに目を向けたくないけど、レムりんが暴食と強欲に立ち向かうところ、自分の死を理解して、理解した上で当然逃げる選択肢は取らず、私の英雄がお前たちを助けに来る、と……
いや、いい女……
そして死を覚悟した、最後の口上 選んだのは生涯を賭してきた使用人の立場ではなく、ナツキスバル介添人、ですがな
どないなっとんねんほんま……ええ加減にしてくれ 頭おかしなるわ スバルほんまに頼むでなんとかして 私のレムりんを助けて
ちょっとそろそろ打ち疲れてきたので締めたいのですが、本当に素晴らしいアニメでした。後半、怠惰の分裂によるところの声優さんの演技がもう、猛烈としか言いようがない。ベデルギウスの声優ヤッッッッバと思ってたけど、あれを皆してしまうんだから、言うことないわ あとクルシュ様も好みだったのでここの退場本当にしんどい 寝込んでる 白鯨攻略戦もよかったなあ 攻略の構成が本当に美しく妙だったし、切り倒した木の周りに花が咲いてるのが本当……素晴らしすぎる絵だった 白鯨再利用もすごいし……
横書きの小説を読むのが苦手なので避けてたんですが、webで原作読めるらしいので、観れるアニメ全部見切ったら見てみようかな


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