見出し画像

来年の手帳

もういくつ寝るとお正月ですね🎍
やらなきゃいけないことが山積みなのですが、面倒臭さに負けてしまってダラけてしまう日々でございます。

さて、本日は私の母の誕生日でございまして。
あぁ、もう一年経ったのかと、感慨深いものがありました。

というのも、昨年の12月、母に癌が見つかりまして、病院を受診した段階で既にステージⅣ、その上、病巣の特定ができず、全身治療をしようにも容体が悪かった為、年明けまで癌に対する治療はできない状態でした。
なので、昨年の誕生日はとても「おめでとう」と言える雰囲気ではなく。
その後一時退院した母に会いに行きましたが、素人目にみても非常に良くない状態で、この先のことが不安でなりませんでした。

そして年が明け、私は手帳を新調しました。
毎年、新しい手帳を買ったらまず最初に家族の誕生日に印をつけているのですが、ページを進め、12月まできた時、母の誕生日に印をつけられませんでした。
その時点では、母が次の誕生日まで生きている可能性が低かったからです。
印をつけてもつけなくても忘れたりはしないのですが、手帳を見る度にきっと泣いてしまうだろうから、12月のページは飛ばして、1月にある旦那氏の誕生日に印をつけました。

印をつけ終えて手帳をとじる頃、結局私は泣いていて。
手帳が届く少し前、入院していた母が一時意識不明で倒れていたこともあり、とても一年後に希望がもてる状態ではなかったのです。


そして現在、2023年12月。
お医者様も驚くほどの回復をみせた母は、薬の副作用もあり元気とは言えないものの、入院の必要もなく、通院しながら過ごしています。
癌マーカーの数値が再び上がってきているそうで、今はその原因を調べている最中だそうですが、結果は年明けになるので年内はゆっくり過ごすとのことです。

私もそろそろ来年の手帳を選ぶ時期となり、次はどんなのにしようかなぁ、今年と一緒でもいいかなぁ、なんて考えながら、最初に書いた通りダラダラ過ごしています。
年明けの検査結果によっては、新しい手帳の12月のページでまた泣いてしまうかもしれません。
でも、最近はそれでも良いのかなと思えるようになってきました。
普段あまり泣かない私が泣いてしまうくらい、母は私の支えになってくれていたということで、それだけ愛されていたという証拠なのかなと、考えられるようになりました。

正直、癌が見つかる前と同じ状態になることは難しいと分かっています。
それでも、少しでも、母が楽しく過ごせるように、娘として出来ることはやっていきたいなと思っています。
今は孫の成長が楽しみで仕方ないようなので、息子には最近練習中の九九を頑張ってもらおうと思います。笑


年内はこれで最後かな??
それでは皆様、良いお年を👋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?