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マルチタスクがいいとされる風潮があるけど、何でもかんでもマルチタスクにするのは良くないと思った話

母の日々のタスク

毎日ひと息つく間もなくいろんなことを進めている。
家事、育児、勉強など…。
イレギュラー多発で普通にやっていたらこなせない。

そうなるとちょっと考えるのがマルチタスク。
何かと何かを同時進行で進める。
そうしたら、時間を有効活用できるのではないか。

育児をしながら家事。
育児をしながら勉強。

やっていると、確かに同時に進んでいるように見える。
でも、終わってやったことを振り返ると、満足度が高くないことが多い。


二兎を追うものは一兎をも得ず

例えば、料理をしながら子どもの様子を伺う。
大人しく一人遊びしてくれていたらいいけど、なかなかそうもいかない。
後追いが始まったり、あまり行ってほしくない場所に行ったり。

その度に料理が一時中断される。
そして、どこまでやったかを確認して、また進めるけど、また中断…の繰り返し。
集中すればパッと終わるけど、同時進行だと無駄な時間も増えてしまう。


朝家事のタイミングを変えてみた

いつも4時過ぎに起きている。
身支度を整えて、洗濯と料理をして、終わっても子どもが起きていなければ自分時間。
 
でも、最近子どもが早起きになって家事も終わらないことが増えた。
残った分はお昼寝のタイミングで進め、ここも早く終わらないと自分時間はない。
家事が終わらないストレスと自分時間のないストレスが蓄積されていく。
 
そこで、起きてすぐ朝家事はやらない。
起きてすぐ、そしてお昼寝中は自分のためだけの時間。
子どもが起きたらおんぶで朝家事をスタートし、日中の家事も子どもが起きている時間でやる。
 
そうしたら、自分時間が1・2時間増えた。
家事もおんぶしながらだから集中して短時間でできる。
早く終わったら子どもと遊ぶ時間も確保できる。
 
もう少し続けて良かったら、これを定着させる。


使い分けが大事

こんなことを書いたけど、マルチタスク完全否定ということではない。
マルチタスクをせざるを得ない状況は、育児中は多い。
だからこそ、使い分けが大事だと思う。

シングルタスクで進められるならそれが一番。
でも、マルチタスクでも、効果が出しやすいものもある。

例えば、暗記もの。
家事をしながら繰り返し耳で聞いて覚える。
繰り返すことで定着しやすいから、同時進行でも進めやすい。
 
理想はシングルタスク。
難しい時は内容を見極めながらマルチタスクをしていって、時間を生み出していきたい。

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