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たりないもの
(諸事情で前の2本非公開にしています。)
私に足りないもの。
それは依存先である。
友達は少ないし家族団欒とはまた違うし恋人もいない。だから常にグラグラで、悲しい出来事があると一箇所にもたれかかろうとして失敗する。
でも友達は多ければいいとは思わないし、仮に多くいても私の体力や気力が持たないと思う。ゲラゲラ笑える面白い人と、聡明で面白い人が数人いれば十分。自分の全てをさらけ出せるわけじゃないし。
家族だって今のままでいい。
恋人もいたらいいのかもしれないけどこんな私を手懐けられる人はそういないだろうし、第一、拠り所にするなら私をかわいいだの大好きだの言って恋人ごっこできる存在で十分なのである。
別にセフレ云々じゃなくて、「○○(オコメ)と食べるメシは最高だよ」って笑ってくれるだけでも私は幸せなのにってこと。ってこれもうメンヘラっぽい?(笑)
これは案外でかいのかな。まあ家族よりも友達よりも簡単に手に入るしな。
私が直近でもたれかかっている男は、2歳上で飲食社員のザ・元ヤンで、出会ったときから私に可愛い可愛いと言っていた。私がこの男のどこを気に入ったかと言うと、メンヘラ全開なところと、酒を馬鹿みたいに飲むところと、パソコンを触るときに眼鏡かけるところ。
①でも書いたように、私にはご飯を上手く食べられないみたいなときがあった。(健康体なのでご心配なく。)これは親に打ち明けたとき「美味しそうに食べる○○(オコメ)が大好きだった」と泣かれてしまった。どうやら元々私は美味しそうに物を食べるらしい。
私とその人はよく、仕事終わり深夜の梅田を飲み歩いた。はじめは乗り気でなく、なんとなく合わせていた。
私が帰りたいと言えばタク代を渡し、飲みたいと言えば始発までいろんなお店に連れて行ってくれた。(私がいなくても1人で飲み明かすような人だった。)
その人は○○(オコメ)とご飯を食べていると幸せだ、美味しそうに食べる顔が見たくて連れ回してしまうと言った。
どんな顔だよと思っていた。
私も、美味しいよと言うとその人が満足そうに笑うから気持ちよかった。
ある朝、店を出ると酔いからか疲労からか、眩しい朝日に足をふらつかせた。駅に着き別れを告げて改札を通ろうとすると、なぁやっぱ寂しい、朝ごはんだけ一緒に食べようと懇願された。(まじで「おねが〜い!あ、絶対手出さんから〜」と言われ笑った。)結局2人とも何も食べられなかったけど。
人との飲み食いが楽しいと思った。
私は何度か人間やめようと思ったけど、今の私がいるのは間違いなくこの人のおかげなのです。
もっとほかに心の依り所をみつけないとな。
この世には、精神的に参ってさまざまな傷や症状を背負っている方がいらっしゃるだろう。それがなければとっくに命を絶っていたかもしれない。そう思うとそれら病気や症状はその人の生きる支えであり、一度お世話になってしまうと長い間しばらくは、この杖をついて生きていくほかないのだ。
さて、ここで一般論を言うなら、だったら他にも腰掛けや肘おきを持っておきましょう。一箇所に全体重を乗せなくて済むように、一つが潰れてしまっても大丈夫なように。人でも好きな曲でも好きな映画のワンフレーズでも。て感じだろうか。
それができないから病んでんだろってな。正直私も正解がわからない。②でも書いたように、私の最後の砦であり最強の杖は「学生最後の日に死ねばええかw」なのです。理に適ってないよね。どうせ死なんし。
でも多分そんなしょーもない事で十分なのだ。こたつ気持ちいいしとか、寝酒たまらんしとか。
正解があるなら誰か教えてください。
画像のバー、すごくない?爬虫類バー。
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