入院13日目 術後10日目 電解質めんどい

今日も気持ち悪さはありませんが、まだふわふわとした軽いめまいが。
ほんの少し昨日より強くなってる気がします。
ふわふわがひどくなると気休めに梅干しを齧ります。病院だからか減塩しか売ってないんですけどね。
小麦を食べながら牛乳をすする時間だけ、心の平穏を得られます。

合併症に関係あるかはわかりませんが、尿量も減ってきました。
手術前はちょっと多いくらいだったし、比重も軽かったのですが、今は量も回数も少なくて比重が高いです。
下垂体が正常に戻りつつあるのか、それとも合併症の影響なのか……。

午前中、若手っぽい脳神経外科の先生がやってきて
「ちょっとまだ調整が必要なので、しばらくは点滴します」
と。
ナトリウムの値が安定しないのかな。
点滴は24時間だし、塩分もがんばって摂ってるんですが……。

昼食の後に看護師さんがきて、点滴をまた塩分が濃いものに替えてくれました。
やっぱり朝の採血でナトリウムの値が下がっていたそうです。
上がりすぎてもよくないし、まだ細かい調整が必要とのこと。
また夜に採血することになりました。

めんど!!くさい!!!!!

いやめんどくさいと思ってるのは先生と看護師さんのほうかもしれませんが……。

術中に血圧が安定しなくて麻酔科の先生と執刀の先生を困らせて、その検査のためにまた看護師さんたちを困らせて、今度は合併症。

めんどくさい患者〜〜〜!!!!!

まあ、私の人生こういうことの繰り返しなので、もう慣れたものです。
何ごともスムーズには運ばない……。

思えば若いころから、どこが悪いというわけではないけれど、いつもなんとなく体調が悪い人生でした。
出産後がとくにひどくて、いろいろな病院をはしごしても何も良くならないので藁をもつかむ思いで鍼灸院の戸を叩いたら、

「あなた、体が普通じゃないんだから普通の人と同じようにしようとしたらダメよ。産後だからじゃなくて、たぶんもともとそうなの。子どもも、もう産まないほうがいいわ」

と衝撃的なことを言われたものです。

私、普通じゃないんだ……????

人間ドックでは胃にポリープがあるくらいで、とりたてて何の異常もないのに。
そのときは、生まれつき自律神経が弱いってことなのかなあ……くらいに思っていましたが。

今回入院して、手術してみてしみじみ思いましたね。

うん、普通じゃないわコレ

下垂体の腫瘍が関係しているのか、それとも他に原因があるのかはまだわかりませんが、とにかく普通じゃないのでこれからは普通の人の5倍くらい安静にしてようと思いました。

治るものなら治したいけど、どうもそんな感じじゃないような気もします。
退院前には主治医の先生からあれこれ説明してもらえるようなので、事前にちゃんと考えてキッチリ質問したいと思います。

そして午後あたりからどうも点滴の針が入ってる部分に違和感を感じはじめたので、夕食の前に針を差し替えてもらいました。
私の血管は探しやすいようで、点滴も採血も非常にスムーズでそれだけは救いです。
こんだけ毎日採血するのに、針刺すだけでもひと苦労なんてやってられません。

夕食後は本日2回目の採血。
ふわふわ感は朝からずっと変わりませんが、なんとなく息苦しいような気も……。
案の定ナトリウムがまだ下がっているようで、夜に再度点滴の濃度を変えるとのこと。
塩足しゃいいんだろ塩を!!!みたいな雑な感じではダメみたいですね。
うーん退院がまた遠のく……。

合併症があまりにしつこいのでインターネッツの海で漁をしていたら、下垂体手術後の低ナトリウム血症は「高齢・女性・低BMI」でリスクが上がるとありました。
高齢……。
そう言われるとそうとも言えるしそうでないと言えばそれも誤りではないと思います。
高齢か………。

ところで今日ははじめましての先生が担当してくれていたのですが、夕食後にのんびりシートパックをしているところに入ってこられてしまい、テッカテカの顔で応対することになってしまいました。
すごくテカテカだったのでびっくりしたと思います。
ふだんはそんなにテカテカじゃないので、ぜひいつもの私のことも見ていただけると幸いだなと思いました。

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