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『エターナル・サンシャイン』を観ました!

ごきげんよう!2024年が始まってもう2ヶ月が経ちました!
今年最初のnoteは同人活動のあれそれ……ではなく、配信で観た映画の激ゆる感想にしてみました。

注意:以下の感想は、二次創作(BL)をしているオタクが書いています。感想の合間に推しCPの話(特定はできないようにしています)がうっすら出てくるので苦手な方はお戻りください!

前段(自分語りなので飛ばしてください)

昨年の狂ったnote三連発でわかる通り、2023年は人生ほぼ初の創作アウトプットに注力しておりました。

(※合計3冊・888ページを出荷していました……ゾロ目、ですね……)

365日、毎夜文字を書き続けて、コンシューマーゲームもPCゲームもアプリゲーもアイドル鑑賞も読書も映画もアニメもラジオもテレビも全部………そう、全部を(ほぼ)無に帰して「書く」だけをしていた一年でした。

なぜならそれは、時間の使い方&優先順位をつけることが非常に苦手、かつ、誘惑に驚くほど弱いから……に尽きます。

かけがえのないものを抱えきれないほど手に入れた一年で、とっても楽しかったし今年も多分そうなるんですが、でも……上記のような原稿漬け生活をしていた為、ここ最近のインプットが明らかに足りてないんです……。

創作をするにあたって(自分が)必要なものは、愛と知識と経験だと思っている中で、明らかに今の自分には愛以外が足りていない。

……というわけで(ゲームはこの人生で沢山プレイしてきたので(※))明らかに自分の人生の中で足りていない映画と本を摂取したい!イン(摂取)したらその時感じた色々なことをアウト(感想)していきたい……と思ったのが今回noteを書こうと思ったきっかけです。

(※)積みゲーは山ほどあるので必ずいつか崩す

人生でそれほど映画を観てこなかった人間なのですが、家族が映キチ(洋画)なので日頃から受動喫煙BGM的な関わり方をしており、タイトルだけは知っている作品は山とあり……。
その中でもまずは『二時間以内で観れるミリしら未視聴』の中から適当に決めて観てみました。

以上、前段終了。(長い)

諸注意

・長い割には中身のない感想です。思ったことをそのまま書いてるので推敲は一切していません

自分の為だけに書いています

・当たり前ですがネタバレしかありません

・もし『エターナル・サンシャイン』がとっても好きだったり、思い入れがある方の場合は、見ない方がいいかもしれません

・二次創作(BL)をしているオタクが書いています。感想の合間に二次創作の話が出てくるので苦手な方はお戻りください

・以下は全て偏った人間の個人の感想です……!

・人様のレビューを見る前に書いておかないと絶対にその感想に引っ張られるので、何も見ないまま下記に記します!

雑感

物語の始まりは2004年。公開日も2004年。
丁度20年前!偶然に少し沸き立ちながら鑑賞スタート。

最後まで観た後に思うことは、最初の始まり方(電車のホームで思い立ち、仕事休んで走り出す)から再会(バスの中での会話)までの一連の流れが一番ドラマチックで素敵だったということ。

事前情報ゼロで観始めた自分からすると、お互い記憶無し状態での再会→関係が進むまでの映像はとてもエモーショナルで涙腺が刺激されました。バスの中での二人の会話も、始まりの予感と多少の悲しみが混じった独特な空気感だったように思います。  

登場人物

ヒロイン、クレメンタイン。
ケイトウィンスレット、当時28歳か~~。
明るくて奔放でお喋りで、だけど実はナイーブで多少メンがヘラっているヒロイン。
髪の色がコロコロ変わる女の子は可愛い。これは間違いない。 派手髪の女の子が本屋で働いてるの、とても良い。

主人公、ジョエル。
ジム・キャリー、当時42歳。42歳⁉ そりゃ格好良いわけだよ!!
クレメンタインが海辺で彼に初めて会った時「独身?」って聞いていたのは年の差があったからなんですかね。
海外俳優の年齢って見た目で全然判断できないので、年の差とかのニュアンスがもしあったとしても、全く読み取れない。困ったものですね。
映画の彼らの年齢設定はわからないけど、もしわりと離れていたのだとしたら、ジョエルはもう少しクレメンタインに寄り添ってもよかったねと、今彼らの年齢を見て初めて思ってしまいましたね。
まぁ14歳差なんてわりと誤差みたいなものですが……(個人の感想です!)
ジョエルはわりと放置されて育ってしまったから(と思い込んでる?)精神年齢が少し幼いのだろうか……。
見た目42歳、中身4歳のシーン、好きです。派手なパジャマ着てジタバタしてるジム・キャリー、可愛い。

残念な男、パトリック。
イライジャ・ウッド、当時23歳。若。
記憶を消去したクレメンタインにジョエルと同じ言葉をかけて篭絡しようとするの、最悪で良い。
しれっとパンツ盗んでるの変態すぎて笑いました。犯罪犯罪!

それにしても、記憶の施術する時の環境、あまりにも劣悪すぎませんか!?!?
脳いじってる患者(主人公)が寝てるベッドで半裸パーティすな。

半裸パーティの女子の方、メアリ。
キルスティン・ダンスト、当時21歳。21歳!? 
スパイダーマン……よりは後の作品なんですね。というかスパイダーマンの時19歳?すご。

半裸パーティの男子の方、メアリの恋人(だと思ってた)スタン。
マーク・ラファロ。当時36歳……大人ですね。
彼が唯一、記憶関係の当事者ではない(施術はしていたけども)人間なのでわりと可哀想な人でしたね。ドンマイ、生きてりゃいいことある。

そして可愛い博士(『可愛い』のは諸説あるかもしれない。自分には可愛く映ったんです……おじ好きだから……)
トム・ウィルキンソン。 トム、まさかの昨年末で亡くなってる。ショック。

物語

前述した通り、出会いのシーン(意図せず再会、お互いの記憶なし)はとっても好きなんですが、ストーリーの大筋に繋がる「恋人になって、すれ違って、喧嘩して、相手の記憶を自分の中から消す」に至った経緯が……何とも。

ジョエルとクレメンタイン、そもそもこの二人、相性よくなくない?
よくなく なくなく なくSAY YEAH(スチャダラパー)

『互いに冷静さを失った揉め事』を観るのを得意としない自分としては「いや……もっと落ち着いて対話しよ……」って思ってしまうので、そこが少しノリきれなかった理由かもしれません。

何というか、人間同士の関係性を進めるにあたって《お互いがお互いを傷つけることを目的とした》《もしくはいつの間にかそうすり替わっている》タイプの衝突って、必ずしも必要ではないと思っていまして……。

あ、でも、自分の推しCPにおいては衝突しないと先に進まないのは理解してますし、あれは必要。必要というか必然。
片方が冷静であれば上記の例には含みません。完全ノーカンです。

 _人人人人人人_
> 突然の推しCP <
  ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄


ディスコミュニケーションな関係とか対話とかは大大大大好きなので、単に『強めの語気で言い合いをしている人間』が苦手なのだと思います。チキンすぎる。

自分が言い出して施術してるにも関わらず、やっぱり記憶から消えちゃうのヤダ!って方向転換して、記憶の中からクレメンタインを探して必死に走って、連れて、逃げ回るところは好き……!
あったのかなかったのかわからない記憶を這いずり回っていく、画面酔いしそうな撮り方も、トリップしてる感が伝わってきて良い……!

特に、雪と海とベッドが置いてある一瞬のシーンがめちゃくちゃ好きです。

そして、サブキャラであるメアリと博士。

「メアリ博士好きなの!?博士、妻子がいる!駄目だ解散!あっキスした!駄目だ!性に奔放すぎる!」からの「妻来ちゃった!」からの「お前も記憶消してたんか〜い!」っていう一連の流れ、ジェットコースターのようで美味でした。

ジョエルとクレメンタインにしても、メアリと博士にしても、結局記憶を消しても、惹かれ合って巡り合うっていうのは、やっぱりロマンですよね。転生パロ大好き人間としては強くそう思います。

主人公たちの話と並行して、実はサブキャラの間にもドラマがありました、という構成はどんなものでもやっぱり観ていて気持ちが良い……参考になる……。
そして往々にして、似た境遇の主人公カップルとサブカップルは、それぞれ辿り着くエンディングが違うんですよね。ハピエンとバドエン。バドエンというか、別離。
妻子がいるんじゃ仕方ないね!おつかれさまでした!

ざっくり感想

結果、主人公たちは再会して、その後、お互いの記憶を消していた事実に無理やり向き合って(※)もう一度別れそうになるけど、他愛ない言葉で何となく笑い合ってEND…………っていう………

何だこの話。

いや、名作なのはわかります。
アカデミー賞脚本賞受賞してるのもとてもわかるし、脚本家は『マルコヴィッチの穴』(未視聴。今度観ます)の人だし………観たいリストに入ってる『もう終わりにしよう。』(小説面白かった)の監督も同じ人だし……。

けど、どうしてこんなにモヤモヤするのだろうか……。

「いや……絶対この後別れるだろ……」って思ってしまうからなのだろうか……。 ベースがファンタジーなんだから細かいこと気にしたら終わりなのはわかってはいるけども……。
そもそも、圧倒的にジョエルとクレメンタインの相性が合わない……気がして……。

愛に永遠性を求めてしまう人間なので、そういえば『ラ・ラ・ランド』も当時観てハマりきれなかったなということを、ふと思い出しました。
(曲も映像も好きです!サントラこの前聞いてたまらない気持ちになりました!好!)

冒頭シーン、ならびに記憶消去中のジョエルの奮闘(と映像)はとても良かったので、その後彼らが別れるかどうかとか、こまけぇことは気にしない方がいい気がしてきました。

ゴチャゴチャ言うなら恋愛映画見るな!!!黙って別ジャンルの映画を観ろ!!!ってことですかね……ヘヘ……  

以上!

(※)カセットテープの場面で、自分への愚痴聞かされ続けるのしんどすぎませんか!?いくら「本心じゃない」って被せるように言われても自分なら無理だ……一生引きずるレベルのこと言われてるぞメアリ……ジョエルもだけど…… いや、そもそも子供ほしいって言ってる年下のメアリに「また今度話そう」とか受け流してるジョエルの時点で「根本から合わないからやめな~~~?」と肩を叩きたくなります。
でもジョエルは好きです。大人になれない大人、みたいな人。

今度こそ、了!

とりとめのないこんな感想を、次回も書いていく予定です。
こんなところまで読んでくださってありがとうございました。
では、また。

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