[漫画]オリエント 書評


こんにちは。

今回は最近、マガポケにて無料公開されていた
「オリエント」を読んだので
その紹介をしていきたいと思います。



・「武士は一人じゃ戦えない」


現在、コロナ禍において人とのつながりが希薄になりつつあります。

対面での交流を遮られ、画面越し、電話、メールだけでのやりとりが多くなっていることでしょう。

元々社交的で、アウトドア好きだった人には耐えられない日常となっているのかもしれません。

そんな一方でインドア派で一人でいることに慣れてしまっている人にとっては、断りにくい交流も減り案外過ごしやすい日々になっていることでしょう。

私自身もインドア派かつ人との交流は元々少なかったこともあり、
田舎でのくらしを楽しんでおります。

そんな暮らしをしていると、自分一人のことに没頭するあまり
「普段周りの人に支えられ生きていること」
への意識が薄れてきていました。

武士は一人じゃ戦えない

主人公の武蔵のその一言に
今の自分はしっかり周りが見れているのだろうか?
と考えさせられました。


・オリエントとは


マギ」の作者
大高忍さんの作品です。

戦国時代のような世界観で、鬼と戦う武士がカッコよく描かれています。
主人公の武蔵と小次郎が鬼神に対抗すべく
武士団を結成し旅をしていくストーリーです。

マギのようなファンタジー要素もありながら、
戦国時代さながらの剣術シーンも見どころになっています。

そして、ここぞというときの絵がきれいで
ページをめくる手が止まらず、引き込まれる作品になっています。

マギの盛り上がりから本作品を読み始めると
少し違った印象を感じる方もいるかもしれません。

しかし、回を追うごとに「オリエント」の魅力が深まっていくと思うので
ぜひ11巻くらいまで通して読んでいただけたら嬉しいです。


・無駄を知り、大切なものに改めて気づく


「オリエント」を読んでいて
私が一番感じたことは、人とのつながりに関してでした。

冒頭でも書きましたが、こんな世の中になってしまい
人とのかかわりが薄れてきています。

そうなると効率化を求めるあまり、
人との出会いも必然的に減り、新たなつながりや人にあうことすら
億劫になってしまうこともありました。

人とのかかわりはバランスが難しいですが、
私は一人に慣れてしまうと、そのまま独りよがりになり
一人に偏る癖があります。

なので、「オリエント」を読み
外に出たり、漫画を読んだり、人と交流をして
新しい刺激を受けて、生活をより豊かにしようと思わせてくれました。

人とのつながり
普段支えてくれる周りの人
そんなことを感じさせてくれる漫画でした。

ぜひ読んでみてください。

マガポケでは1話無料で読めます。


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