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齢40メンテナンスの話:1

齢40であります。

私ではなく、住んでいるマンションの話であります。
ちなみに私も齢40ではあります。

とにかく、私が生まれたときから建っているようなマンションに2年ほど前から居住しているわけだけども、まあとても古いです。
古いのですが、最初に言うと、とっても気に入っています。

新築当時から住んでいる長老級の住人も多くて、ということは非常に頑健でメンテが行き届いており良いマンションです。耐震検査などしたけど問題もなかったそうです。スゲー。
バブル期の乱立マンションより前に建った物件は丈夫なものが多いらしい。ブラボー。
廊下が絨毯であるのとか台所の入口がアーチ型になっているあたりに時代を感じるけども、新築ピカピカマンションには私の習性上緊張した挙げ句安心して暮らせないだろうとリノベーション案件などを物色していたぐらいなので行き掛かり上住むことになったけど、もう一度言うけどとっても気に入ってます。

で、齢40なので、建物は頑健でもいろいろメンテが必要になってきました。
まず去年、お湯が出なくなりました。お湯が出なくなったのが真冬で、北国の冬にQOLがマイナスに振れて生きる気力を失いかけたので、超速攻で交換。なのだが。が。この際ひとつ問題が。

集合煙突らしいのね。
齢40だからね。

要は昔の形式の煙突で、なにやら法律上現在はその形式はダメで、各戸ごとに設ける必要があり、なので現在売られているの給湯器ではそのままではそれをつけることが出来ない。

工事したら良いらしいので、それはするとしても。
北国の真冬でお湯無いと死にそうなので待ってられない。

元ガス会社勤務の父親に泣きついてかつての同僚の方を紹介してもらい、
次にその方に泣きついてみたところ、
中古のボイラーで、現在の煙突につけられるものを一旦つけて命を助けてもらい、その間に工事の段取りをとってもらうことに相成りました。神。

そして今年のはじめ、大寒波で水道管が割れて廊下が水浸しどころか凍りました。北国だからね。ついでに断水。

で、現在台所の排水が漏水しております。

いやあ、水道系がやっぱり来るんですなあ。
老眼みたいなもんでしょね。もうこれはどんなに丈夫につくってもコレは仕方ない。あと収納は少ないです。押入です。

なのでDIYで棚つけたり、水回り部品交換したり、アレやコレやしながら暮らしています。

で。

ハタと気がついたのですが、これって人間も同じことなのでは。
40年も経つとメンテが必要なのではという意味で。

というわけで在宅勤務も相まってスキンケアと化粧沼に突入するのでした。
次回に続く。



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