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齢41おばちゃんになった話

中年女性になったとか若さが失われたとかいう話ではない。
去年姪っこが生まれたのであります。
(実際中年女性になっているし若さは日々失われているけど)

いやあ、可愛いもんですね。

こどもというものに悪印象も無ければ特に興味も持てなかった私でも、身内になんか小さいひとが誕生するというのがなんだか不思議で、気がついたら可愛いなあと思うようになりました。

久しぶりに会うと、初めて会ったときは人見知り期全開で大泣きされていたのに対して、自分でちょこちょこ歩いているし、おばちゃんにもにこりと愛想を売ってくれる成長っぷり。おやつも手渡すと自分でもぐもぐ食べているし、思い通りにならないと地団駄踏んで抗議するしで面白いことこの上ない。子連れで飲食店に入ることの難しさや、移動の際にどうしても荷物が多くなってしまうという理由も間近で見ると良くわかった。全員が満足に食事しようと思ったら大人ふたりじゃ手がたりんね。

といっても普段は離れて暮らしているので、このコロナ禍でそうそうお互い気軽に移動するわけにもいかずですが、気がついたらベビー服やおもちゃのECサイトやらをじっと見ているおばちゃん一名。友人に言わせると「姪っ子沼にようこそ」らしい。まんまとはまりました。そういえば私も叔父叔母伯父伯母にはだいぶん可愛がってもらったなあ・・・

で、「おばちゃん」ですよ。
伯母叔母を指すだけじゃなくて、自分のこどもの頃は、友人のお母さんのこともおばちゃんと呼んでいたし自分の母親も呼ばれていたもんですが、
姪の両親(つまり私の兄弟とその配偶者)曰くですよ、「おばちゃん」て呼ばれるのを嫌がるひとも多いらしいのですよ。名前で呼ぶとか、○○ママって呼ばれる方が良いのだとか。

いつの間に「おばちゃん」はそんなネガティブな言葉になったのだー。

で、冒頭に繋がるけど、「中年女性」もしくは「若さを失った女性」を指すことも多いからなのかなーと思ったりね。いやそうなんでしょうけど。
若く見えることがなんか必要以上に尊ばれている気がするのですよね。必要以上にっていうのは、それで自分自身を苦しめているケースって多そうだなあっていう。「お若いですねー」ってなんか褒め言葉として使われているケース多いもんなあ。別に若く見えるのは悪いことでもないけど、「私もうおばちゃんだから」ってのもなんか違う気がしつつ、どちらも若さに捕らわれているって意味では同じような。

個人的にはおばちゃんって呼ばれるのは良いも悪いも「叔母ちゃん」なんだから単なる事実でしょうよって思っています。

まだ喋れない姪っこが「おばちゃん」て呼んでくれるようになったら嬉しいなあ。とりあえず肌ケアと健康には気を遣いながら元気でいたいなという思いを新たにしたところでまた次回。


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