MSCIコクサイからMSCI ACWIへの移行

『eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)』の純資産総額が『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』を超えた、とのこと。

ニッセイ外国株式インデックスファンドのベンチマーク指数は『MSCIコクサイ』すなわち「日本を除く先進国の株式のインデックス」であり、一方のeMAXIS Slimオールカントリーは『MSCI ACWI(オール・カントリー・ワールド・インデックス)』すなわち「日本を含む先進国と新興国の株式のインデックス」である。
リンク先ブログの仙人様ことNightWalkerさんは、「インデックス投資家の興味の主体が、かつての先進国株式から米国株式ならびに全世界株式に変わりつつあるなあ」とお書きで、それにはもちろん同感なのだが、我が家の場合はもう一つの観点があった。
それは、「日本を除く」から「日本を含む」への移行である。
前は「MSCIコクサイとTOPIXを適当な配分で買う」というやり方だったのが、「日本を含む先進国と新興国の株式を時価総額配分で丸っと買う」というやり方に変えた、すなわち国内株と国外株の比率を自分の意思で決めるのをやめて時価総額の比率に合わせて受動的に買うようにしたのだった。
正確には、一度「日本を含む先進国の株式」のインデックスファンドに移行していたのだが、投資範囲を広く取ることを是とするのであれば新興国も含めてしまってもいいだろうと宗旨替えしたのだった。
もっとも、オール・カントリーに乗り換えたのはそれ以降の買い増し分のみで、過去に買った「日本を含む先進国の株式」のインデックスファンドも、手動で比率を調整していたTOPIXとMSCIコクサイ連動のファンドも、あえて売却することはなく残している。

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