アウトラインプロセッサーの代わりに使っているもの、それは……

マークダウン記法のハイライト表示ができるテキストエディター、だ。(^^)

自分はmacOS上でCotEditorを使用している。
このエディター、各種プログラミング言語などのシンタックススタイルに合わせてキーとなる単語や記号をハイライト表示する機能がある。
シンタックスとしてマークダウンを指定すると、行頭に「# 」がある見出し行はユーザー指定の文字色で表示され、右側のナビゲーションバーに見出しのテキストが列挙される。

行頭の「#」の数を増やせば見出しのレベルを下げていくことができて、これだけでアウトラインプロセッサーの機能の半分くらいは実現できる。

さすがに、ブロック単位で表示非表示を切り替えられる、とか、見出しを選択してドラッグドロップしたらブロック単位で移動ができる、とか、ブロック単位でレベルの上げ下げができる、とか、そこまではできないので、あくまでアウトラインプロセッサーっぽいことができる代用品ではある。

その代わり、文書の中身はあくまでプレーンテキストに過ぎないので、他の環境のテキストエディターでそのまま編集できる。
iOS上の一般的なテキストエディターアプリでも編集できるし、Windowsのメモ帳アプリでも編集できる。
文書ファイルの拡張子も「.md」ではなく、あえて「.txt」にしていて、CotEditorの側で標準テキスト文書ファイルを開いた際にシンタックススタイルをマークダウンにするように設定している。

ちなみに、パーサーを通してHTMLなどに変換する、ということはあまり考えていなくて、そういう使い方はまだしたことがない。
マークダウン以外の記法を使っても別にかまわなかったのだが、自力で記法を再発明するより既存のものを使うほうが楽だし、対応するエディターアプリもあるのでマークダウンを使っている、という感じ。

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