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【目指せ5-0】白ひげミラー完全攻略

割引あり

初めまして。
おっくん(@okkun_op)と申します。よろしくお願いします。

今回は、8/24に開催されるONE PIECE カードゲームフェスタ2024で新たに始まった、スタートデッキリーダーバトルの解説記事を書かせていただきます。
スタートデッキリーダーバトルはスタートデッキに収録されているリーダーのうち、決まった1つのリーダーで戦います(つまり5戦全部ミラー)。この記事では、そのなかでも赤ニューゲート(以下白ひげ)について取り上げていこうと思います。

白ひげが環境トップであった3弾環境後期にて実際に使用していたため、そのときの白ひげミラーの知見を用いて、現代のカードプールに合わせた考察を行っていきます。
参考までに、私の3弾環境後半の戦績としては
フラグシップ5-0, 4-1×2
非公認3on3 個人6-1 (チームは5-2でトナメオポ落ち)
を収め、そのうち白ひげミラーが7勝2敗となっています。

無料部分では、採用確定カードの解説、白ひげミラーの基本的な知識と簡単なプレイ方針について載せています。
有料部分では、ミラー用の採用カードの解説、白ひげミラーでの進行について詳しく解説し、さらには細かいプレイングについても載せています。

白ひげミラーに特化した記事になるので通常環境には対応していませんが、スタートデッキリーダーバトルに参加予定であったり興味のある方はぜひ無料部分のみでもご覧ください。

読みやすさの都合上、カード名とデッキ名は略称を使用しております。ご了承ください。

また、今回の記事は想定していたよりもイベントの申込期限が早く、申込期限に間に合うように投稿の速さを重視したため、文字ベースのものとなっています。十分伝わりやすいように意識はさせていただきましたが、わからない点があればお気軽にご質問ください。


1 採用確定カードの解説

以下のカードが多くのデッキでほぼ必ず採用される、採用確定カードであると考えています。

白ひげ(リーダー)
リーダー効果の自傷により実質毎ターン2ドローを行うことができ、試合中に見れるカードの枚数の多さから安定感につながっています。
リーダーのパワーが6000という特徴があるのですが、白ひげミラーではキャラのパワーが基本6000以上であるため他の対面と比べ活躍しません。
リーダー効果の特性上、終盤は少ないライフで戦うことになるため、構築時点でそれをカバーすることが求められます。

イゾウ
特徴白ひげ海賊団のサーチカードです。プレイしたいカードが白ひげ海賊団のカード中心であるため足りないカードを持ってくることができ、デッキの安定感を高めるのに貢献してくれます。
回収先にキャラ指定がないので、イベントの白ひげ海賊団も回収できることに気を付けてください。

お玉
2000カウンター枠です。ミラーにおいて強力なブロッカーの4マルコを、お玉と9ひげのアタック時効果の組み合わせでKOすることができ、リーサルの際に必須級のカードとなります。

1サッチ
ライフ強制回収の効果がついた特徴白ひげ海賊団のお玉です。お玉と同様の使い方がある他、特徴白ひげ海賊団の2000カウンターは2種類しか存在しないため、白ひげ海賊団軸にする際にはサーチ対象であるこのカードは確定での採用となります。

4マルコ
KO時効果によりブロックしても蘇生されるため、実質手札1枚でどんなアタックも防げるカードとなります。終盤少ないライフで戦っていく必要のある白ひげにおいてブロッカーは非常に重要であり、バウンスやトラッシュ送りのない白ひげミラーにおいては常に場に残り続けるため相性の良いカードとなります。

ジョズ
特徴白ひげ海賊団の2000カウンターの2種類目です。ドンを1枚付与すると速攻になるのですが、ミラーにおいて使う場面になることは全くと言っていいほどないため、サーチ対象の2000カウンターとしてのみの採用です。

6サッチ
特徴白ひげ海賊団をもつ6コストのバニラです。9ひげ下のリーダーがパワー8000になりますが、それに対してドンの付与なしでアタックすることができます。
また、9ひげを出した時の自身のリーダーのパワー8000と同じパワーラインであるため、殴り返しにおいてカウンターを過剰に要求されないで済みます。
ミラーにおいては9ひげと8000ラインのキャラが主なアタッカーとなります。

エドワードニューゲート(9ひげ)
登場時効果によりリーダーのパワーを8000まで上げることができ、4マルコを添えている状況では相手がリーサルを狙うのが難しくなります。
白ひげミラーでは9ひげの投げ合いが基本となり、手札が少なくなるまたは9ひげが先に切れた方の負けとなります。
お玉の項でも書きましたが、アタック時効果はお玉または1サッチと組み合わせで4マルコをKOすることができるのでリーサルに役立ちます。

白ひげ海賊団
特徴白ひげ海賊団のサーチカードです。特徴白ひげ海賊団軸はサーチカードをイゾウと合わせて最大8枚採用することができ、白ひげデッキの安定感を支える要因となっています。
カウンターレスのカードですが、4マルコの蘇生コストに使うことができるので終盤プレイすることができず嵩張ってもあまり気になりません。

ラディカルビ~~~~ム!!!!
相手がリーサルに来た時に受けきれるよう、10ドン以降のターンは9ひげ+1ドンアクティブでイベントカウンターを構える動きをするのが基本になります。
10ドン以降ではライフ条件を常に満たすため4000カウンターとして働いてくれます。
9ひげとセットで使用するため試合中に2枚ほど欲しく、特徴白ひげ海賊団でないためサーチ対象外ですが、後述するガードポイントと合わせて複数枚採用することで引き込めることを期待します。

毛皮強化(ガードポイント)
ラディカルビームの4枚目以降の採用になります。無条件で3000カウンターになるので、ライフ3以上の道中で使用する場合はラディカルビームより優先されます。

2 白ひげミラーについて

・進行について

基本的な進行は以下のようになります。

・先攻
1ターン目, 2ターン目: サーチカードで足りないカードを回収
3ターン目: 4マルコ
4ターン目: 8000キャラ
5ターン目以降: 9ひげ

・後攻
1ターン目: サーチカードで足りないカードを回収
2ターン目: 4マルコ
3ターン目, 4ターン目: 8000キャラ × 2または4マルコ + 8000キャラ
5ターン目以降: 9ひげ

4マルコと9ひげ下のリーダーにアタックできる8000ラインのキャラを並べるのが基本となります。
後攻の方が2ターン目からキャラを並べることができ、9ひげ着地ターンまでに1体多く展開することができます。また、後程詳しく解説しますが、9ひげは2連打が限界であり、先攻側から順番に9ひげを出し始めると先攻側が、相手が2体目の9ひげを出した返しのターンでリーサルを狙う、またはもう1ターン耐えるかのどちらかの選択肢を取るしかなくなってしまうため、後攻が有利なゲームとなります。

・先攻の捲り方

前述したように、白ひげミラーでは後攻の方が基本的に有利となりますが、ここでは先攻が捲るためのプレイについて解説します。
先攻の捲り方として5ターン目以降の9ひげ連打に4マルコの展開を挟む、つまり

1-4ターン目: 変わらず
5ターン目: 9ひげ
6ターン目: 4マルコ展開(理想は2枚)
7ターン目: 9ひげ

のような進行があります。この進行を取ることで4マルコの2体目以降を出しつつ、9ひげを後だしすることができます。
このような場合では、リーダー8000かつ4マルコ2面以上の状態で相手のリーサルを受けることになり、守りきれる可能性が高くなります。
このように、先手の捲り方として9ひげの着地ターンをずらすことにより相手のリーサルを防ぎ返しに勝つ方法があります。

・ライフの受け方

ライフは基本的に全受けします。9ひげ着地時にライフを1残しているとそこからライフ1リーダー8000の状況を作ることができ、相手がリーサルを取るのが非常に難しくなるため一見強力に見えます。
しかし、9ひげ着地までに4 回自傷が入るため、ライフを1残すためには相手のアタックを1回までしか受けることができません。
4マルコをしっかりと展開しイベントカウンターを構えられていれば、ライフ0でも9ひげ下でリーサルを取るのはなかなか難しいため、ライフから欲しいカードが加わる可能性や9ひげ連打以外のプランをとる択など、動きの自由度の点からライフ全受けをおすすめします。

・9ひげの連打回数について

ここでは試合中に連打可能な9ひげの枚数について、手札枚数の変化を実際に追って考えていきます。
まず、全受けプランを取ったときの9ひげ着地時点での手札枚数をカウントしてみます。

初手: 5枚
ライフ: 6枚
ドロー: 先攻4枚 後攻5枚
キャラのプレイ: 先攻 9ひげ込3枚 後攻: 9ひげ込4枚
カウンターとして使用: 
・先攻 リーダーアタック3回 + キャラのアタック - 盾で受ける分(2回)
・後攻 リーダーアタック4回 + キャラのアタック - 盾で受ける分(3回)

となり、計算すると大体手札10枚前後でスタートします。
9ひげ着地後は毎ターン、ドローで+1枚、9ひげのプレイで-1枚でプラマイゼロ、あとは相手のアタック回数分手札が減るため、大体1ターンに2-3枚ずつ手札が減っていきます。
以上をふまえると、3体目の9ひげを置くタイミングで手札が残り5枚ほどになっており、その頃には相手の盤面に9ひげが複数枚あるため、3体目を出してもリーサルを取られてしまいます。
そのため、9ひげは2連打が限界であり、2体目の9ひげを出した次のターンがリーサルターンとなります。



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