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始めてのローマ2日目②

前回はこちら

サン・ピエトロ大聖堂を出て、早歩きでバチカン博物館へ向かいました
予約の11:30まであと15分です

バチカン市国の城壁に沿って行くと、博物館の当日券を待つ人達が壁沿いに延々と並んでいますが、その脇を抜けてズンズン進みました
入り口まで来ると、予約済みの人の行列ができていたので、その最後尾につきました
入場口では予約時間を10分ほど過ぎていましたが入場できました!

中に入ると、手荷物検査がありました

そして上の階へ
みんなエスカレーターに乗っていましたが、横のスロープを歩いて登ってみました
スロープにも展示物がありましたが、見どころはあまりないのでエスカレーターでいいと思いました

フードコートという文字を見つけて、先にお昼ご飯にすることに
私も息子も朝食でホテルのおいしいペストリーを食べ過ぎているので、軽めに

ポテチとティラミスとコーラ

ポテトはカーチョエペペをオーダーしたら、チーズと胡椒のフレーバー?を上からどっさりかけてくれました
コーラが進む進む

息子が予習して見学順路を考えてくれました

まずは絵画館へ
あれ?ピエタ像??

さっきサン・ピエトロ大聖堂で本物のピエタ像を見てきたばかりなので、これはレプリカでした

ステファネスキの祭壇画
ラファエロ作 キリストの変容
カラヴァッジョ作 キリストの埋葬
ピーニャ(松かさ)の中庭を通って
ピオ・クレメンティーノ美術館の八角形の広場へ
ラオコーン
地図のギャラリーの天井の装飾

地図のギャラリーからラファエロの間へと人の流れに沿って進みます

ラファエロ作 アテネの学堂
ボルゴの火災

そしていよいよシスティーナ礼拝堂へ

システィーナ礼拝堂は撮影禁止です
中はかなり混雑していて、たびたび「お静かに」というアナウンスが

ミケランジェロによる天井画も、壁面の最後の審判も、本当に素晴らしかったです
これらをすべてミケランジェロひとりで描いたというのが信じられないくらいの面積と高さ
とても高くカーブしている天井に、床から全体を見上げて違和感のなく見えるバランスで描かれていること自体がまずすごい

フレスコ画というのは、描くところの壁を塗るところから始めて、壁が乾くまでの7時間以内に描かないといけないのだそうです
それを少しずつ毎日たったひとりで高所で上を向いた姿勢で描き続ける‥

天井画の中央の9画面は天地創造から人類再生の歴史が描かれているので、登場人物やそれぞれの場面のストーリーなどを考えながらいつまでも見ていられます

絶対にここでしか見られないという特別感もあり、なかなかシスティーナ礼拝堂を離れられませんでした

バチカン美術館の出口は二重螺旋の階段です

かれこれ3時間半ほどかけて見学を終えました

③へ続きます  

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