アルゴリズムで自動値引き?

商品値引きの話です。

オランダの大手スーパーマーケット「Albert Heijn(アルバートハイン)」では、近年「35%オフ」というステッカーの貼ってある商品をよく見かける。

これは、次の日に賞味期限を迎える食品に朝10時に貼られるもので、その日一日、その商品は35%の割引価格で販売されている。従来は廃棄されていたこれらの商品は、賞味期限ぎりぎりとはいえ、まだ十分に食べられる品質だ。

「へー、35%引きなんてのあるのかー。」的な感じですが、よくあるパターンですね。日本だと、20とか、30%とかかな?


このステッカーによる値引きを一歩先に進め、同社はこのほど、最新テクノロジーを用いた「自動値引きシステム」を導入した。

 このシステムは、アルゴリズムにより食品の賞味期限、在庫、販売履歴のほか、店舗の位置やその日の天気など、様々な要素を管理し、自動的に「最適な値引き価格」をはじき出すというもので、その「最適価格」は商品の棚についた電子値札に自動表示される仕組みになっている。

なんと、電子棚札で自動値引きはありがちだけど、金額を調整しているとは!

いやまぁ、賞味期限の違う商品が並んでいた場合にどうなるのかとか、色々時になる点はあるけど、ロスを自動コントロールして改善しているのなら面白いかな。

ただ、発注数の方と連動しているのかとか、色々と不明な点もあるので、真似しようとする方は十分検討してからにしましょう。

個人的には”利益PI”の最大値を目指して、発注数と回数&値引きパターンを全商品で変えた方が良いと思ってるので、自動化必須だと思ってます。POSレジと電子棚札と発注の仕組みが連動しないといけないので、ハードルは色々と高いんですけどね。。

値引きを重視するとバーゲンハンター的な人が増えて、正規の値段で買う人が損した気分になるし、顧客対応も考えないといけないですしねぇ。


また、

食品ロス問題の解決を目指したスマホのアプリも登場している。デンマークで生まれたアプリ「Too Good To Go」は、レストランやベーカリーなどで作りすぎによって閉店後に廃棄される食品を通常より低価格で購入できるという仕組み。2018年1月にオランダに上陸した。

このように、食品ロスに関する取り組みも生まれて来ているようです。日本でも賞味期限切れ専門店があったり、給食の残りを持って帰ったり(第三者が引き取って配布すれば良いのにね。建て付けは必要だけど。)、はありますが、まだまだ一過性の動きにみえます。

賞味期限切れを販売すると保健所に色々と突っ込まれるし、かといって廃棄するにもコストが少しかかるしで、ロス問題は色々と難しいんですよね。


それはそれとして、先ほど、目の前に未開封な食パンがあったので食べたんですが、賞味期限は7日前でした。今のところ特に問題ないので、日本の賞味期限は結構マージン取ってますね(そうじゃない

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