検索をnoteだけで完結できるようになってからが本番説

 検索をnoteだけで完結できるようになってからが本当のnoteとしてのサービスのスタートだと思う。
 かつてGoogleの検索エンジンを作るため、巡回ロボットが世界中のウェブサイトをめぐりウェブページ内の文字列をGoogleのデータサーバーに送っていたようなことを、現在はnoteのユーザーがnoteのデータサーバーに対して行い(基本日本語話者の)すべての情報を余すところなく格納している状態である。今後は何を調べても、note印の情報が見つかるようになっているのが理想だ。
 まとめサイトを取り込むとさらにそのデータベースが充実していくとは思うが……まあ、個人個人の小さく狭い感覚を余すことなく保存できていればなんでもいい。
 かつてTwitterがそのような雰囲気を出していたが、X化してからは金に目が眩んだ亡者たちの地獄になり、とてもそんなことは言ってられなくなってしまった。
 noteこそがTwitterや、かつてのジオシティズが夢見た聖域になっているのではないだろうか。個人的には自分でそういうウェブサイトを作ってみたいが、サーバー代だけで貯金が吹き飛びそうで、管理が面倒くささの極みと思うので、やる気にはならないが。
 膨大に増えるnote内の情報を効果的に整理し活用することが求められていると思う。その中で、複数ページを結びつけ個人の知識をデータベースとして構築すると良いだろう。

まずは多様な情報収集
  現在も異なるnote記事をそれぞれリンクさせることで、多様なテーマや分野から情報を収集できている、これにより、一つの特定のトピックに偏ることなく、幅広い知識を獲得できるプラットフォーム化している。

個人の専門領域の構築
  各note著者が個人の得意分野や趣味、専門性に焦点を当てている場合、それを結びつけることで、その人の専門領域に特化した知識データベースも形成できそうだ。
 また、実店舗や医療機関などのホームページ的なものが参加してくると、それだけで「noteで調べたらとりあえず良い」となっていく可能性が高まる。

相互リンクによる深化
  一応、現在も申し訳程度にではあるが、異なる人のnote同士が相互にリンクされてはいる。これはこれで新しい発見やアイデアが生まれる可能性がある。さらにこれが機能的に充実すれば、より深い知識の獲得も期待できそうだ。

ネットワーク効果の構築
  複数のnote記事がコラボすることで、個々の読者層が広がり、知識がより多くの人に共有される効果が期待できる。これはネットワーク効果を生み出し、情報の拡散を促進するだろう。

検索エンジン最適化(SEO)の向上
  noteの検索アルゴリズムがどのようなものかはよくわからないが、複数のnoteが結びつくことで、検索エンジンにの具合も最適化してよくなりそうだ。これにより、自身の情報がより多くの人にアクセスされる可能性が高まるかもしれない。

進化する知識ベース
 noteは辞書ではないため、時系列で情報が蓄積され、時間とともに知識ベースも進化していく。最新の情報やトレンドに追従し、変化する社会に対応することだろう。

 このnote内だけで完結できる構想により、個人が所有する知識が分散することなく、統合的かつ効果的に管理され、より有機的な知識のデータベースが形成されるだろう。

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