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【EDHおすすめジェネラル】ウークタビーの王子、キーボ【統率者戦デッキ紹介】

どうも、土曜日は毎週EDHを楽しんでいるOKITEです!

この記事はyoutubeにアップしている動画の文字起こしとなっています。
動画で見たい人は下よりどうぞ。

今回紹介する統率者は「ウークタビーの王子、キーボ」!
デッキ名は「カウンティングキーボ」といったところでしょうか。

「ウークタビーの森の上下関係は、キーボ王子をいかに楽しませるかで決まる。」と、ウークタビー・オランウータンのフレーバーテキストにも書いており、キーボ王子の存在感の大きさがわかります。

このデッキは、そんなウークタビーの森に住む者にとって欠かせない存在のキーボ王子を最大限に楽しむデッキに仕上げています。

対戦相手のアーティファクトを壊しながら、キーボたちにプラスカウンターを置き、大きくなったキーボなどで殴り倒すデッキです。

ですので、アーティファクトを壊すカードやカウンターを増やすカードを多く採用しています。

統率者戦においても、キーボを楽しませるようなプレイングに対戦相手を引きずり込みましょう!

また、強力なカードは多く入れずにデッキレベルを調整しています。

デッキレベルは、レベル1~4「PARTY」(初心者向け)となっています。

それでは、統率者の紹介、デッキの動き、コンボ、お気に入りのカード、弱点などを解説します。


ジェネラルの紹介

ウークタビーの王子、キーボ

ウークタビーの王子、キーボ。
このカードは緑の3マナ、スタッツは2/2、猿・貴族のクリーチャーです。

ウークタビーの王子、キーボの能力①

(T):各プレイヤーはそれぞれ、《バナナ/Banana》という名前で「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:(赤)か(緑)を加える。あなたは2点のライフを得る。」を持つ無色のアーティファクト・トークン1つを生成する。

このカードの一番の特徴である、バナナをみんなに分けてあげる効果。
一見すると、対戦相手全員にもバナナを渡すので利敵行為ともとらえられる効果ですが、タップ能力なので自分の好きなタイミングで起動できます。
基本的には能力②と能力③でキーボ達を大きくするために使います。

面白い能力ですが、残念なことにタップ能力と攻撃時誘発の能力はかみ合っていません。
バナナを配るか、攻撃してバナナを食べるかは対戦相手の戦場を見て判断しましょう。
無理にバナナを配る必要はありません。

ウークタビーの王子、キーボの能力②

対戦相手がコントロールしているアーティファクト1つが戦場から墓地に置かれるたび、あなたがコントロールしていて類人猿(Ape)や猿(Monkey)である各クリーチャーの上にそれぞれ+1/+1カウンター1個を置く。

出来るだけ早いターンにキーボを戦場に出し、能力①でバナナを配って大きくしましょう。

デッキレベルが低い環境であればマナファクトはそれほど多くないので、バナナを使ってもらいやすく、プラスカウンターは置きやすいと思います。

逆にデッキレベルの高い環境だと1ターン目に強力なマナファクトが出てきます。
そのときはバナナは配らずに能力③でアーティファクトを壊しつつカウンターを置く動きが強力です。

ちなみに、このキーボのデッキにはクリーチャータイプ類人猿と猿の両方が入っています。
金属ミミックなど、クリーチャータイプを選ぶカードを使うときには注意が必要です。

ウークタビーの王子、キーボの能力③

ウークタビーの王子、キーボが攻撃するたび、防御プレイヤーはアーティファクト1つを生け贄に捧げる。

この能力のおかげでキーボが成り立っていると言ってもいいほどに強力な効果。
統率者戦においてマナファクトを採用しないことは基本的にないので、対戦相手のデッキレベルが上がれば上がるほど、序盤のマナファクト展開を抑えられます。
こちらはマナファクトで加速しつつ、対戦相手の最序盤の動きを鈍らせましょう。

また、忘れてはいけませんがバナナはアーティファクトです。
壊すアーティファクトがなければ自分でバナナを置き、自ら壊しに行きましょう。

この能力は「アーティファクト1つを生け贄に捧げる」ですので、能力のスタックに乗せバナナを使うと他のアーティファクトを生贄に捧げなくてはいけません。
生贄を破壊と勘違いしている対戦相手もいるので注意が必要です。

デッキの動き

序盤はウークタビーの王子、キーボと一緒にゴリラのシャーマンや敏捷なこそ泥、ラガバンなど軽量クリチャーを展開し、キーボの能力でマナファクトを破壊しながらプラスカウンターを載せて育てていきます。

序盤からキーボを出してマナファクトを牽制する動きは強力ですが、キーボのスタッツは2/2とお世辞にも大きいとは言えません。
パワー2のクリーチャーを出される前にサイズアップをしておきましょう。

統率者戦なので対戦相手は複数いますが、ブロッカーを用意できない対戦相手はマナファクトを出さない動きもしてきます。
いかに序盤にサイズアップできるかで戦略が変わってきます。
早めにキーボを出し、バナナをばら撒きサイズアップしましょう。

キーボが除去され、2回目以降に戦場に出るときや後半はマナファクトなどのアーティファクトの処理が追い付かないことも多いです。
宝物で他のアーティファクトを守られたり、攻撃時にプラスカウンターを1つ置くだけでは他の脅威に対抗できません。

こういったときにはアーティファクト全破壊!
バナナはもちろん、相手の厄介なアーティファクトを一掃しつつ、キーボたちを巨大なモンスターへと変えてあげましょう。

ブロッカーがいない相手などは21点の統率者ダメージも夢ではありません。

コンボ

基本的には大きくなったキーボたちで殴りかかるという単純なデッキですが、強力なシナジーもこのデッキにはあります。

それでは強力であったり、勝ち手段となるコンボを少し紹介していきます。

ウークタビーの王子、キーボとゴリラのシャーマン

ゴリラのシャーマン

キーボの攻撃時誘発能力とタップ能力は1ターンに同時に行えず、テンポが悪いです。
しかし、ゴリラのシャーマンがいればタップ能力と同時にバナナを壊せます。

ゴリラのシャーマンがいれば1マナでバナナを割り放題!
キーボで殴りに行かなくともサイズがアップできます。

また、0マナの強力なマナファクトも簡単に壊すことができるので、1ターン目に着地させたいところです。

この2枚があれば、バナナをばら撒くのとゴリラのシャーマンでバナナを壊す能力が同時に使えます。
攻撃時ではなく、ブロック時のコンバットトリックとして構える動きがとても強力です。

キーボとゴリラのシャーマン、それと3マナがあるだけでプラスカウンターが3つ置けます。
5/5と4/4のクリーチャーがいるのと同じなので、守りは強固です。

ウークタビーの王子、キーボと倍増の季節

倍増の季節

キーボの能力だけでは、カウンターとバナナともに1つづつしか増えませんが、倍増の季節があれば両方とも2つづつ生成が可能となります。

また、バナナを配る場合には自分だけ2つ生成するので利敵行為にはなりません。

これ以外に、硬化した鱗や枝分かれの進化もカウンターを素早く増やすことが可能です。
一気にキーボたちを巨大化させてあげましょう。

汚損破とマイコシンスの格子

汚損破
マイコシンスの格子

「場が膠着して身動きが取れない!」そんなときにマイコシンスの格子からの汚損破!

極端な解決方法ですが、相手のパーマネントは全部吹き飛びます。
キーボがいればカウンターも乗るのでエンド級のコンボです。

この2枚のカードはマナコストも重いので、1ターンで狙うのは難しいです。2ターン掛けて狙うと警戒されるので、狙うときは慎重にいきましょう。

しかも、マイコシンスの格子を出した後に、相手から先に汚損破を使われるとほぼ投了です。

大いなる創造者、カーンとマイコシンスの格子

大いなる創造者、カーン
マイコシンスの格子

続いて同じくマイコシンスの格子絡みのコンボです。

これは破壊ではなくロックをするコンボで、カーンの能力により相手はアーティファクトの起動型能力は使えません。
マイコシンスの格子と組み合わせることにより土地も起動できなくなるので、対戦相手は今あるパーマネントとピッチスペルで戦うしかありません。

盤面が弱いときに使っても無意味ですが、「このまま押し切れる!」というときにダメ押しの1つとして役に立ちます。

しかし、クリーチャーは攻撃やブロックができたり、起動型能力以外は使えます。
ロックが決まったからといって過信は禁物です。

お気に入りのカード

次は、デッキのキーとなるお気に入りのカードを紹介していきます。

シルバーバックの古老

シルバーバックの古老

クリーチャーが多いこのデッキにとってこのカードは頼れる兄貴的な存在。

クリーチャーが戦場に出るたびに3つのモードから1つ選ぶことができます。

基本的にアーティファクトを割るのがこのデッキの仕事となりますが、土地を出したりライフを回復できたりと、かなり器用な立ち回りができます。
また、タフネスが7と守りにも適しているのもGOODなポイント。

シルバーバックの古老は全体除去からの立て直しに何度も貢献してくれているカードのひとつです。

ヴィリジアンのお祭り騒ぎ

ヴィリジアンのお祭り騒ぎ

このデッキは軽めの呪文が多く、何も考えずに戦っていると必ず手札が無くなります。
ですが、ヴィリジアンのお祭り騒ぎが戦場に出ていれば手札の心配は不要です。

対戦相手のアーティファクトが戦場から墓地に置かれるたびに1ドローできるので、キーボで殴るだけで1ドローができるようなもの。

しかし、ヴィリジアンのお祭り騒ぎがあると、バナナを渡してもドローされるのを嫌がり、なかなか使ってくれません。
対戦相手1人がヘイトを買っているときに置いておくのがコツです。

逆に、裏を返せば宝物など、バナナ以外のアーティファクトを生贄にするカードへの牽制にもなります。

余談にはなりますが、対戦相手が息詰まる徴税を出して宝物を使いまくってくれるとカードを大量に引けます。
こんなことは基本的にあり得ませんが、協力して他の対戦相手を倒したいときにやってみると面白いかもしれません!
もちろんドローした後は警戒されるので気を付けましょう。

オゾリス

オゾリス

当たり前のことですが、キーボなどが除去されると乗っていたカウンターが全部なくなってしまいます。

立て直しに時間がかかるのがこのデッキの弱いところですが、オゾリスがあれば立て直しは容易です。

戦闘開始時にオゾリスに乗っているカウンターを対象のクリーチャーに乗せることができので、どんなクリーチャーもサイズアップが可能です。

また、カウンターの移動の際は倍増の季節などのカウンターを増やす能力も誘発します。

例えば、カウンターが5つ乗っているクリーチャーが死亡した場合、オゾリスには10こ乗り、再びクーリチャーに乗るときには20こになります。

成長速度が物凄い速さになるので、統率者ダメージ21点も難しくはありません。

デッキの弱点

デッキのカラーが赤と緑ということでドローと除去が弱いです。
また、軽い呪文が多いので手札が切れやすく、中盤以降に全体除去を打たれると立て直しに苦労します。
手札にクリーチャーカードがあるからとむやみに出すのは避け、少数のクリーチャーをキーボで育てていくようなプレイングを心掛けましょう。

統率者であるキーボの弱点としては、攻撃時誘発の能力とタップ能力がかみ合っていないことが挙げられます。
攻めるときは攻撃してアーティファクトを破壊、守るときはバナナを生成と、攻守がはっきりと分かれてしまうのが難点です。

そして一番の弱点として、相手のデッキやプレイングに左右されるということです。
相手デッキのアーティファクトの枚数や、キーボがいないときにバナナを使われたりと、思うように動けないことも多いです。

まとめ

  • デッキレベルを下げた戦いをしたい!

  • アーティファクト破壊で妨害したい!

  • 逆に皆にバナナを渡して仲良くしたい!

  • カウンターを乗せてクリーチャーを育てたい!

ちょっと不便な部分も多いですが、こういったプレイヤーに向いているデッキです。

詳しいデッキリストは下にあるので構築の際は参考にしてください。

では、よいコマンダーライフを!

デッキリスト

リストは随時更新しています。
文章中に出てくるカードが抜けていることや、新たに採用したカードが入っている場合もあります。

リストのサイドボードと検討中には採用を検討しているものなどを入れています。
雑に入れているだけで、特に区別しているわけではありません。

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