一人称

職場で同僚男性と話していて考えた、一人称についてメモ。

日本語は口語において使う一人称は女性と男性で異なり、小さい頃は一人称が名前だが年をとるに連れて(小学生くらいから?)

女性→私

男性→私、僕、俺

を使い分けるようになる。

・・ちなみに余談だが、幼稚園〜小学生は一人称が

女の子→ウチ

男の子→オレ(イントネーションが「オ」)

な時期があるようです。これはなんなんでしょう。子供が育ったらまた観察してみよう・・・

話は戻り、一人称が一つしかない女性と比べて男性は場面において一人称を分けて使う。私>僕>俺 の順番でフォーマルな感じ?

僕と俺の使い分けは人にもよるのでしょうが、上司が使う「僕」はちょっと親近感が湧く感じがするし、後輩男性の一人称が「僕」からいつの間にか「俺」になっていると、ちょっと仲良くなったのかな?とい感じがして悪くない。

そういえば、夫は会社の年次が一年後輩なのですが、まだ付き合ってもいない頃、乗り合わせたタクシーで「彼女にフられて、ボク、寝てないんですよ〜」と振り返りざまに言われたのが、その後起きた全てのきっかけだったような気もする。因みに彼は「ボク」(「僕」ではなく「ボク」)のニュアンスを出すのが天才的な男である。

ちなみに、「オレ」な男が女性に対して使う「オマエ」は私の周りでは不評な意見がメジャーである一方で、マイノリティの「オマエって言われるのちょっと好きデス。」という女子は、ちょっとそれってどうなのよ?みたいな扱いを受けても、許しちゃうM気質な人が多いような気がする。

私のことを「オマエ」と呼ぶ人は私の男性史の中で一人もいないので、恐らく呼ぶ方と呼ばれる方が自然とマッチングする自然の摂理なのでしょう。

いずれにせよ、一人称を使い分けられる男性が羨ましく、女性も一人称が複数あれば良いのにな。と思った日。


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