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燃料電池車(水素カー:FCV)

水しか出さない燃料電池車は環境に優しいと言われ、日本ではトヨタ社がMIRAIを開発・販売している。
EV(電気自動車)と比較すると、あまり盛り上がっていないが充填時間の短さや、エンジンなどのパワーユニットのコンパクト性を考えるとトラックやバス等のディーゼルエンジンの代替としての可能性は大きに期待できる。
実際、トヨタ社は日野自動車社と共同で燃料電池によるトラックを開発・運用する計画である。

さて、ここでもやはり問題になるのが水素の入手や、水素ステーションの運用、燃料電池車の安全性テストと改良、国からの補助金などである。

一つの案として種子島特区はどうだろうか?

第一に、種子島にはJAXAのロケット打ち上げ施設があり、液化水素のプラントなどがあるため、爆発の危険性がある水素を運用している下地がある。
また、ロケット打ち上げのためにはさまざまな資材を運ぶためのトラックが必要である。

次に観光振興と、観光資源である自然の保護である。コロナ禍の前では観光客が年間30万人ほどであった。当然ながら多くの観光客が来れば来るほど、レンタカーや観光バスで移動すれば排気ガスや粉塵などが多くなり貴重な自然が破壊される原因となる。
しかし、レンタカーや観光バスを燃料電池車にすれば、水しか排出しないため自然を破壊する要因の一つを取り除くことができる。
また、燃料電池車に乗ることができるのも、自然に優しい、次世代の車体験も観光ポイントの一つとなる。

残念ながら電池自動社は、AppleCarを日本で生産しない限り、周回遅れになりそうな雰囲気である。日本の成長や生産力を維持し、優秀な工業力、会社、労働者を守るためにも取り組んで欲しい一つである。

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