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癌細胞の変異を促すシチジン脱アミノ化酵素APOBEC3A(A3A)活性の高精度測定法を開発(1)
APOBEC3Aは腫瘍の進展に寄与する変異を生み出す一方で腫瘍の弱点となるDNA損傷も引き起こします。
腫瘍のAPOBEC3A蛋白質やそのmRNAを定量するのは少ないため困難でした。
今回開発されたAPOBEC3A活性定量法は腫瘍進展にAPOBEC3Aがどう寄与しているかを調べることやAPOBEC3Aが生み出すDNA損傷に伴う腫瘍の弱みを狙う治療の開発に役立つと著者は言っています。
図はAPOBEC3A(黄)が癌細胞のゲノムのDNAヘアピン(白)に手を出してシトシン(光輝オレンジ)を脱アミノ化して変異を生み出している様子。
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