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大雨、暴風、雷の朝霧ジャンボリーキャンプ場。最高だった。

月曜日の午後、急遽キャンプへ行くことになった。
ひさしぶりに夫婦でのキャンプだ。
雨予報ではあったが、夕方には止むだろうし雨量もたいしたことないと思い15時に出発。
とりあえず朝霧方面へと向かうことに。
朝霧でキャンプする時は「ふもとっぱら」が多いが、今回は「朝霧ジャンボリーオートキャンプ場」に初訪問した。
16時過ぎに到着。
いまだ雨は止まず辺りも暗くなり始めたので、仕方なくカッパを着て設営開始。
嫁は車で待機のようだ。
「少しは手伝えよ」と思ったが、彼女にはこのあと晩ご飯をつくるという大仕事が待っているため、ここは目をつぶろう。
雨脚も強くなり設営を急ぐ中、ついには雷まで鳴りだした。
とりあえずテントの設営は完了。
あとはタープだけだと、その時ついに嫁が傘をさして車から出てきた。
さすがにこの状況を目の当たりにして手伝ってくれるのかと思ったが、どうやらトイレのようだ。
嫁がトイレから戻るとキャンプ場の方が巡回して、「この後さらに雷がひどくなる予報なので一旦車の中に避難してください」とのこと。
なんとか、テントとタープは設営が終わっていたので一旦車へ。
雨と雷が落ち着いた時には18時近かった。
ここからは二人でテントなのセッティングを済ませ、なんとか19時前には「乾杯」ができた。

この日は気温が3度まで下がるようだが、この時点ですでにかなり寒い。
真冬の装備できてよかった。
石油ストーブに冬用シュラフ。
そして、このカンガルーテントがとても暖かい。
うさぎちゃんのマークでお馴染みのDODのフカヅメカンガルーテントSS。
フルコットンなので、熱を逃さず冬でも快適に過ごすことができる。
これをテントの左右にひとつづつ、テント内別居状態で過ごす。

そうこうしているうちに雨はあがったが、今度は強風が吹き荒れる。
しかし、石油ストーブで温められたテント内は快適そのものだ。
外は悪天候だが、食って飲んでテント内にこもってなんとか朝をむかえる。

6時起床。
雨も止み、風も吹いていない。
嫁はまだ寝ているようだ。
起こそうかと思ったが、彼女にはこのあと朝ごはんを作るという大仕事が待っている。
もう少し寝かせておこう。

顔を洗いにテントを出ると、そこには絶景が待っていた。
真っ白に雪化粧した富士山、その反対側の毛無山もうっすらと白くなっている。
キンキンに冷えて澄んだ空気をめいいっぱい吸い込むと、たまらない開放感で満ち溢れる。
今年もこの季節がやってきたことを実感する。
なんだか秋を飛び越えて冬がきてしまったような感じだ。

その後、目覚めた嫁が作ってくれたハムチーズマフィンとコーヒーでこの日のキャンプは終了。
一時は悪天候でどうなるかと思ったキャンプだが、頑張ったその向こうに最高のご褒美が待っていた。
これだからキャンプはやめられない。

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