「会社員じゃない働き方」という選択肢。苦手なライティングを学ぶ理由

コロナで時間ができ、自分のキャリアについて、考える機会が増えた人は多いのではないでしょうか?在宅ワークなどが増えたことで、より時間や場所にとらわれない働き方への注目度が高まりました。

会社員としてではなく、フリーランスとしての一歩を踏み出すために、日々勉強されているALLIEさん。そのなかでも、ライティングは苦手を克服したくてチャレンジしているのだそう。今回の取材でその理由と、フリーランスへの思いを伺いました。

「仕事と両立しながらスキルアップしたい」「フリーランスに憧れるけど何から始めていいか分からない」と悩んでいる女性に、ぜひ読んで頂きたいです。

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【ALLIEさんプロフィール】
1992年生まれ 
新卒で証券会社へ入社し、2年半営業として勤めたのち、保険会社の営業事務へ転職。2021年6月にSHElikesへ入会し、Webデザインコース、ライターコースをメインに受講。
来年韓国留学を控えていて、韓国語も勉強中。写真はフィンランドでの一枚。

「コミュニケーションをとるのが好き」現在とこれまでのキャリア


−まず、現在のお仕事とこれまでの経歴について教えてください。

今の仕事は、保険会社の営業事務です。営業事務といってもただの事務ではなく、いろいろな部署の仕事を、幅広く担当しています。営業の補佐だけではなく、人事の仕事などをサポートしたりしています。

−職場の業務を幅広く担当されているのですね。

そうですね。その前は、新卒で証券会社に入社し、営業として2年半くらい勤めていました。営業の仕事が好きだったんですが、ノルマとか、パワハラとかがキツくて。こんなに人に詰められて仕事をするのは嫌だと思って、転職しました。

−それはきついですね......もともと金融業界に興味はありましたか?

興味を持ったのは就活のときです。最初は興味がなかったのですが、お金は世界のいろいろなことと連動するじゃないですか。ずっと勉強できるから飽きなさそうだし、その中でも証券は、株など変動するものを扱うので、おもしろそうだなと思って決めました。

−勉強して、知識をつけていくのがお好きなのでしょうか?

そうですね。なんだかんだ勉強は好きなのだと思います。

−すばらしいですね。現在は事務職ですが、サポート業務に回りたいという気持ちがあったのでしょうか?

いいえ。もともと事務が向いていないと思って営業職に就いたので、今の会社に転職したときは不安でした。最初はイスに座っているのもしんどくて。
ただ、コミュニケーションをとることは好きだったので、人と関わる仕事にまた就きたいと思っていました。今の仕事は事務といっても、たくさんコミュニケーションをとらないといけないので、楽しくやりがいを持って働いています。

−営業職で身につけたコミュニケーション力が、今の仕事でも役立っているんですね。

SHElikesへの入会は「会社員じゃない働き方」を実現するため

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−現職でお忙しいなか、クリエイティブスキルが学べるキャリアスクールSHElikesに入会されていますが、キッカケはありますか?

新卒で入社したときから、自分は会社員に向いていない、と思っていました。誰かに何かを言われたり、指示されてやるのがあまり得意ではないんです。とはいえ、生きていく上で収入は必要だし、周りの友人も会社に入っているから、自分も同じように、会社に勤めていました。
でも、来年30歳になることを考えると、このままでいいのかな?と思うようになって。
コロナで時間ができて、本当にやりたいことをやってみたいと思い、フリーランスで働きたい!という気持ちが強くなりました。

−フリーランスへの憧れが強くなったことが、入会へと繋がったのですね。

はい。もともとデザインには興味がありました。来年海外に留学するので、勉強しながら好きなことで働いてみたいなと思っていたとき、たまたま見つけたのがSHElikesでした。そのときはすごく安直で、フリーランス=Web系=デザインだと思っていました(笑)

自分の言葉で伝えるために

−今は、デザインコースをメインで受講されているのでしょうか?

最初はデザインだけやろうとしていたのですが、たくさんコースがあったので、いろいろやってみようと思いました。そのひとつとして、ライターコースを受講してみたんです。でも私、文章を書くのがすごく苦手で。

−ご自身のnoteでも仰っていましたね。あえて苦手な分野を選んだ理由は何でしょうか?

多分食わず嫌いしていたのだと思います。ライターコースの講師の方のお話を聞いたり、noteを読んだりして、私もこうやって自分の考えていることを言語化できたらいいな、と思うようになりました。せっかくフリーランスになって、自分の人生を変えようとしているんだから、苦手を克服したいと思っています。
デザインの視覚だけではなく、文章で思いも伝えられたらかっこいいな、と。

−苦手を克服できると自信に繋がりますよね!お仕事では、どんな文章が書きたいですか?

「自分が体験していること」ですね。読んでくれる人の行動のキッカケになるような、読んでよかったな、と思ってもらえる記事が書きたいです。韓国留学とフリーランスのことについても、新しい働き方として発信できればと思っています。海外旅行が好きなので、行った場所についても書きたいです。

自分のなかでまだ定まっていないですが、デザインもしつつ、書くこともお仕事のひとつにできたらいいなと思っています。

理想のキャリアと自己投資

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(写真:韓国にて)

−SHElikes以外にも勉強されているのでしょうか?

韓国へ留学するので、韓国語の勉強をしています。メインはSHElikesと韓国語ですね。

−仕事をしながらの勉強は大変だと思います。両立するコツはありますか?

まず、計画を立てないと崩れてしまうので、前日に何をやるか箇条書きにしています。無印良品のTODOリストにやることを書き出して、朝起きたときに確認してから会社に行きます。帰ってきてからタスクをやって、終わったら消すと達成感があり、当日やることを考えなくていいので、時間短縮になります。
試験などがあるときは、大枠を決めてから、毎日何をやるか落とし込んでいます。


−最後に、ご自身のキャリアについて意気込みを聞かせてください!

韓国留学を控えているので、とにかく早く行きたいです。1年ほど滞在して、午前中はスクールに通いながら、午後はフリーランスとして仕事をしたり、遊んだりする予定です。
今、「死ぬまでにやりたいことリスト」を作っているのですが、韓国に関することも入っています。日本にはないお店などを紹介できたらいいなと思っています。

せっかく企業に属さないで、ひとりで仕事をやっていくので、「〜だから」という枠にとらわれず、やりたいと思ったことは全部やってみたいです!

編集後記


苦手な分野に挑戦するのは、簡単なことではありません。しかし今回の取材で、目標をしっかり持つことと、それに向かってコツコツと努力することの大切さを改めて感じました。これから新しいキャリアを築いていく上で、必要なことを選択し、チャレンジしているALLIEさん。私ものんびりしている暇はない!と、とても良い刺激になりました。

じっくりと考えることも重要ですが、時には直感で行動することも大切です。自分のなりたいビジョンを実現するためにも、一歩を踏み出してみましょう!


この記事は、女性向けキャリアスクール「SHElikes」のライターコース課題
インタビュー記事「私がライティングをしたい理由」をテーマに作成したものです。

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