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インドゾウ琉花の足の手入れ

ゆんたくコミュニティの皆様こんにちは。ふくはらです。
今回はメスのインドゾウ‘琉花’の足の手入れについて書きたいと思います。
ゾウのような大型の動物は、体がとても重いので、立てなくなり寝たきり状態になると自分自身の体の重さで内蔵に負担がかかり最悪の場合死に至る事があります。
そのため立てなくならないように日頃からの足の手入れが必要です。

インドゾウの足の裏

どのような事をしているかと言うと、毎日朝夕、足の裏や爪の状態を確認しながら洗っています。
また爪が乾燥するとひび割れ等が起こりやすくなるので、毎日乾燥を防ぐために爪にマスタードオイルやココナツオイルをぬったりしています。

ゾウの足の裏の形状には個体差があります。
琉花の足の裏はオスの琉人と比べてデコボコしていて、汚れやすいので、週に2~3回は念入りに手入れしています。
爪がのびてきたら琉花に台の上に足を乗せてもらい、削蹄鎌や採果ハサミを使い爪切りします。
その間、琉花は怖がらず大人しく爪切りをさせてくれます。

日々の足の手入れはとても大切な事です。
今度ご来園の際は、琉花の足の裏にも注目してくださいね(見えづらいと思いますが…)

※このブログは、2022年2月に沖縄こどもの国ゆんたくコミュニティにて掲載されたものを再掲しています。