進んで言い負かされよ

他人と対話すると、悲壮な程に理論武装した人がいる。
兎に角、言い負かされたくないという一念でガチガチになり、
とにかく隙を見せまいと頑張ってしまい、
周囲にはピリピリした空気が張り詰めてしまう。

そうすると自由に議論が出来なくなるのだ。
まったく、こういうのが一番よくないのだ。
むしろ、他人と話す時には、言葉尻とかを考えずに
ガードも考えずに、言いたい事を言うべきだ。

そうすると、大体ウッカリして、言葉尻を掴まれて
言い負かされるものだが、それでいいのである。
こうして、他人から新しいモノの見方を得るのであって、
別に勝ち負けではない。

どうも有難う、考えが深まったよでいいのだ。

大体、言いたい放題で、言っている事が隙だらけなヤツと
会話をするのは愉快じゃないか

お前、それは矛盾しているじゃないか?
あ、そうだな、矛盾だ、あっはっは


そういう場合には、こっちも言葉尻など考えずに
言いたい放題にやればいいのである。

進んで言い負かされ、言い負かされるなどというのは
大した事ではないと相手にも伝えてやろう。
勝敗などというのは、棺桶に蓋をするまでワカランのであって
ここで、議論していくら言い負かされようと、
何一つ減るモノではない。

今日のニュースを語ります。