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第 166 回目 沖縄宝島浦添パルコシティ店

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令和 2 年 5 月 24 日(日曜日)沖縄タイムス 経済 6 面掲載

地元客の購買動向
見直される伝統の品々

 沖縄物産企業連合(羽路朝昭社長)の直営店、沖縄宝島浦添パルコシティ店では、50坪に約1500アイテムの魅力ある県産品を揃えています。当初は、沖縄観光の好景気を見据えて国内外観光客をターゲットとしていましたが、コロナの影響で売り上げは苦戦しています。森田猛史店長は「厳しい状況ですが、地元のお客さまの購買動向が興味深い」と言います。
 今、売れているのは、無農薬栽培された月桃の葉から抽出され、防菌効果のある日本月桃の「アルピニア・シャワー(税込み1320円)」、障がい者就労支援施設の久樹が本革で製作した「沖縄のさんぐゎーストラップ(同660円)」。ステイホームを楽しむためにの琉球張り子作家・豊永盛人さんの「沖縄おもしろカルタ(同1980円)」や、県産落花生を使用した琉球うりずん物産の「おうちでつくるじーまーみ豆腐キット(同2430円)」、イチチグスクモードの「ウートートーバッグ(ウチカビ柄のポケット付き)(同3850円)」。
 サンニンやサングヮー、昔から県民生活の中にあり、愛着を持って大切にしてきたモノや伝統文化的なコトをストーリーとした商品が見直されているようです。コロナのご時世、立ち止まって足元を見つめ直す、そんな時間が次への一歩へ繋がるのかもしれません。
【メモ】浦添市西洲3の1の1 サンエー浦添西海岸パルコシティ1F、電話098(988)4513

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