首里さんぽ 王様がみずから祈願したその場所
今回は、首里をご紹介します。
首里城や玉陵って世界遺産の場所ではなくて、いきなりちょっとマイナーかもしれません。
その名は「雨乞御嶽」
あまごいうたき って読みます。
首里城から南へちょっと歩いたところにある「雨乞御嶽」
琉球王国時代、7ヶ月以上雨が降らないときは、国王みずから 家臣を率いてこの雨乞御嶽で雨乞いの祈願をしていたのだそうです。
南部の南城市にある玉城城の方向を向いており、そこに祀られている雨降りの神様へ向かって~
馬の蹄のような形に石垣をめぐらせてあります。
この中は聖域で、中央に香炉があるつくり。
かつて、ここから南西部への眺望はみごとで、首里八景に選ばれたようです。
今も近くに小さな展望台があって、那覇市内が一望できました。