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出口勇蔵先生のゼミの思い出

(故)出口勇蔵京大経済学部教授のゼミの教え子たちの会を、「如意倶楽部」と云います。出口先生が命名されました。如意は、京都の東にいすわる大文字山であり、また自由意志をあらわします。如意倶楽部の会報「如意」の第1号が昭和41年11月23日に発行されています。如意のなかから、先生のことばや写真を拾い出して、先生との長い関係を振り返ってみたいと思います。

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如意2号では、出口先生は「無題」と題して、次のような巻頭言を書いておられます。


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先生が担当されていた経済学第2講座は、河上肇先生から石川興二郎先生に受け継がれたものでした。私たちは、経済学史の講義をおけた。主著は「経済学と歴史認識」である。

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如意倶楽部は、年に1回開催され、先生は教え子に会えるのを大変楽しみにしておられる様子でした。

如意11号では、出口先生次のように「戦後最大の驚き」と題して書いておられる。

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その後も発行は続き、第13号(2004年)は故出口勇蔵先生追悼号でした。最新版は、16号が2015年10月1日に発行されています。その後はまだ発行されていません。

出口先生から頂いた書簡があります。その中に先生のマルクス主義へのお考えが書かれています。


私も、何回か投稿しております。第12号(2003年7月1日)に「近況報告・退職後の10年」、第13号(2004年4月2日)に「出口先生の生まれ・育たれた町を訪ねて」、第14号(2006年6月1日)に「70歳からの手習い・水彩画」、第15号(2012年10月1日)に「近況報告・70歳代の生活を振り返って」、第16号(2015年10月1日)に80代になって」、第17号(2018年9月1日)に「近況報告」を投稿しています。

近況報告・退職後の10年」  第12号(2003年)

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「出口先生が生まれ、育たれた町を訪ねて」第13号(2004年)



「70歳からの手習い 水彩画」 第14号(2006年)

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「近況報告 ~七十歳代の生活を振り返って~」 第15号(2012年)     
                                     


八十歳代になって     如意16号(2015年)
                        安達榮一
 


近況報告」 第17号(2018年)

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最後に、京都に生まれ、京都で育った出口勇蔵先生が、故郷について書いておられる「京都 わが心の町」を紹介しておきましょう。

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