見出し画像

加齢性難聴について


加齢性難聴は、誰でも起こる。

最初はTVの音が聞きとりにくく感じた。最近は、奥様の声が聞き取りにくくなって、会話が成り立たなくなった。いよいよ困ったことになってきました。それで、家族からは、補聴器をつかってほしいとの提案を受けました。それで補聴器を使うために、いろいろと調べてみることにしました。その過程を、書いてみます。

耳鼻科のクリニックの診察と聴音検査を受診

近くの耳鼻科にでかけて、医師の審査をうけました。医師に耳垢をとってもらってから、看護師による調音検査(オージオグラム)を受けました。


聴音検査の結果



その結果は、中等度の難聴で、特に4000Hzと8000Hzが聴力が落ちていました。補聴器については、補聴器外来の専門医の診察を受けてから、補聴器のフィッティングを行い、一月ほど聴力に合った補聴器の貸し出しを受けて、購入するとの手順になるとのことでした。その日は、家族と相談するのでと言葉を濁して、返事を保留して、帰ってきました。

無料アアプリ「自分で聴力検査」でさらに検査をしたら

自分の聴力が、どれぐらいあるのか、何回も測定して、しっかり知りたかったので、探してみたら、スマホの無料ソフトに評判のいいものがあるのを見つけた。Apple storeで、無料ソフト「自分で聴力検査」を探して、さっそく使ってみた。
自宅で、何回も、簡単に、測定でき、測定結果を保存できる。さらに、気になる音だけを、周波数と音量レベルを変えてテストができる「自由音」というモードもあり、私の場合に気になる4000Hz ~11000Hzの範囲の音の聴力検査が詳しくできたのが、特にいいと感じました。

SPEECH BANANAを知りました。

耳鼻科の聴音検査では125Hzから8000Hzの聴力を検査しました。人間の会話の帯域がその範囲に収まるからです。その形がバナナににていることから「スピーチバナナ」と呼ばれています。

母音は、500Hz付近にあり、子音は2000Hz以上に分布します。加齢性難聴では、高音域の聴力が低下し、子音が聞き取れなくなります。子音は、母音に比べて短く発音されるため、聞き取りに困難を増します。

スピーチバナナ
スピーチバナナ(日本語)


oliveの集音器

補聴器は高価なので、躊躇していたら、医用認定は取得していないが、Olive Unionが、スマホで、専用ソフトをインストールすれば、自分で、聞こえテストをして、音量を調整できる集音器を発売していることをみつけました。価格も4万円ほどで購入できます。Olive Smart Ear Plus 会話サポートイヤホーンです。

 これを使うと、なんとか、夫婦の会話が、再開できました。しばらくは、これで、凌いでいくつもりです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?