いろいろ雑談

本日はテーマがいろいろです。

まず知床の話題から。
以前、海保の初動の遅れを誰も話題にしないのか?について書きました。
そうしたらようやくニュースに出てきましたね。

海保ヘリ、10基地で不十分 即時出動困難の可能性 観光船事故受け配備増強へ

網走海保の巡視船、事故後の救助に遅れ…「翌日到着」との複数証言も

上のニュースでは驚くべきことに、
「現在のヘリコプター配備数では迅速な出動が難しい基地が全国に10カ所ある」
とのこと。

観光船のために無駄な金かけて配備する必要ないとかいうコメントも見かけたことがありますが、どうかしてる。
(何度も言いますが、今回の観光船会社を擁護する気はまったくありません。)

海に出ている船は観光船だけではないのです。
そう、漁船だってたくさん出ているし、貨物船だってある。

道東の方はちょうど『「機動救難士」が約1時間以内に到着できる範囲から外れるエリアだった。』とのこと。

機動救難士「空白地帯」をカバー 海保が救助体制見直し、ヘリも増強

いやいや、道東にだって漁師はたくさんいます。
これまでずっと道東の漁師さんたちは、事故があっても助けてもらえないというリスクをしょいながら仕事をしていたことになります。
おいおいおいって感じじゃありませんか?

以前のブログから何度も書いてますが、
「海難事故は初動が命」
です。

いちいち救助まで3時間もかけていたら助かる命も助からない。
救急車呼んで、ふだんから「3時間しないとやってこない」で納得できますか?
火事が起きて「3時間しないと消防車が来ない」で納得できますか?

なぜ大事な大事な漁師さんの安全のことも考え体制を整えていないのでしょう。

予算がないからと指摘されていますが、コロナ関連でくだらんことにお金バラ撒いているんだったら、こちらの体制作りに使えって話です。
「非課税の給与」と言われている文書交通費にお金をバラ撒くんだったら、こっちにお金を使えって話です。

文通費は“非課税の給料”、議員宿舎で密会…「議員特権」のあきれた実態

ほとんどが領収書のいらない、そして支払先を説明しなくて良い官房機密費に毎年10億円以上国の税金から出すんだったら、海保の体制作りを行った方が良い。
この「官房機密費」は本当に大きな闇です。
スガたんが官房長官のとき、自分の総裁選挙のために4,820万程度流用したのではないかという疑惑もあります。
ちなみにスガたんが官房長官時代の、この使途不明金は86億円を超えると言われています。

官房機密費って、官房長官の金庫の中に毎月約1億円ずつ補充されるようなのです。
それをほとんど自由に使って良いらしい。
誰に説明することもなく。
税金ですよ?

そりゃ国会議員になりたくなるわ。特権ばかりだもん。
できれば官房長官になりたいね。
誰に説明することなく、国民の税金を自由に毎月約1億円も使えるんだから。

ちなみに総理の部屋には毎月1,000~2,000万円が届けられるらしい。

2009年の総裁選で自民党が負けたとき(麻生太郎内閣、河村建夫官房長官)、民主党に政権を譲る直前に官房機密費として2億5千万円を国庫に請求して、官房長官の金庫に入れさせました。
官房長官をあと半月で去るというときにです。
ギリギリ間際になって、通常の2.5倍の官房機密費を金庫に入れさせました。

そして民主党になったとき、金庫を確認すると、すっからかん

衆議院内閣委員会で河村氏が追及されたとき、
「今、私は政権にある立場ではないので、答える立場にない」
とのこと。

どんだけふざけてんだって。

詳しくは以下の本から。

日本のタブー3.0
https://amzn.to/37ZhfhV

ワクチンだって大量に廃棄しているし、大阪ではこんな話題も。

1人あたり2600万円!大阪コロナ大規模医療・療養センター“78億円かけて利用者わずか290人“のお粗末な実態

こんなことやってんだったら、漁師さんのためにも海上での救助活動がスムーズにできるような体制整えましょうよ。

で、昨日、コロナ治療で儲かる話、幽霊病床の話を書きましたが、本日早速情報提供をいただきました。

幽霊病床の話からですが、北海道ではあまり話題にはなってなかったんですよね。
不思議と。
自分だけが知らんかったのかもしれないけど。

しかし、実際には、結構有名な大きな総合病院がまさに幽霊病床で稼いでいたとのこと。
形だけやっている風にして、患者さんはほとんど受け入れていなかったらしいです。
で、JCHOの尾身会長のことで幽霊病床のことが取り上げられ、ヤバいと思ったのか、かかりつけ患者さんだけ受け入れるようにしたとか。
そこそこでっかくて有名な病院なだけに、なんだかショックですね…。

そして自前の抗原検査キットで検査してそれを持参して受診したのに、なぜか検査料も算定されたというおかしな話もあったようで。
これ、完全な不正請求ですね。

みなさん、病院受診したときにあまり明細とかみないと思うのですが、しっかり確認した方がいいです。
といっても、専門用語が書いてあったりでわけわからないこと多いかもですが…。
納得いかなかったら受け付けの人にでも聞いてみてください。
聞く権利はありますから、堂々とね。

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次に、帯津良一大先生のお話。

帯津医師がコロナ下の診察室でも「マスクをしない」理由〈週刊朝日〉

この帯津先生のスタイル、本当に尊敬に値しますね。
患者さんを立って迎えるとか、診察が終わったときも患者さんが立ち上がったら自分も立ち上がるとか。

自分もなるべくそうするようにはしているのですが、忙しいときなどはできないこともあります。
まだまだ未熟者です。

ちなみに自分のこだわりは、スタッフ全員で(といっても全部で3人だけですけど)患者さんが帰るとき玄関まで見送ること。
これは結構ずっとやってますね。
患者さんが帰ろうとしているのに、たまに玄関で雑談が始まってしまうこともあります。

こんなことができるのも小さなクリニックならではですね。
おうちに来た感じでいいじゃないですか。
とかいいながら、帰るときにみんなにみられるのも苦手な人もいるかもですが。

で、上記のニュースのもう一つの話題は
「私はコロナ下でも、診察室でマスクをつけませんでした。」
ってとこですね。

実は自分もコロナ騒動がはじまってから、自分のクリニック内での外来診察は基本はマスクはずっとしていませんでした。
ただ、患者さんが気にしそうかなという場合はしていたりしました。
状況を見てつけていた感じですね。
ホームでは基本していなかったという感じですね。

ただアウェイ(訪問診療)に行くとき、特に施設では必ずしています。
いろいろ言われるのも面倒だし、そこでやり合ったって時間のムダだし。
それに自分自身もシェディングから少しでも守れるかなという気持ちもあったりで。

この帯津先生の記事、Yahoo!ニュースで出てきましたけど、これだけ大先生になると、実名で批判する医療従事者って出てこないんですね。
ちっぽけな医者が「マスクしない」とかいうとすぐに叩かれるだろうに。

最後に。
日本テレビ・河村亮アナが脳出血で亡くなりましたね。

さっそく、反ワクチンからは、「ワクチンのせいでは?」というコメントが多くあるようですが、確かにそう思うものの決めつけたらいけない。
ちょうど働き盛りで元々起きやすい年齢ではあるし。
かといってワクチン推進派のように絶対にワクチンが原因と認めないのもおかしい。

ワクチン接種歴があるなら、ワクチンによる影響も考えなければならないのは事実です。
「ワクチンの影響があるかも」と考えなければならないのは当然のことですね。

でも、安易に「ワクチンのせいだ」って決めつけて盛り上がっちゃうと、
「だから反ワクチンは…」って冷たい目で見られてしまうのでご注意を。

ワクチン推進派はなぜワクチンが原因ではないと決めつけることができるのかが不思議。
事実はわからないけど、可能性を検討することは重要だと思います。

無駄に医療機関の食いものにされないように、自分でできるケアなど役にたちそうな情報を大公開していきます。