スパイクタンパクとグルタチオン

グルタチオン情報をまとめようと作業しながらいろいろ調べていたのですが、コロナ関連とグルタチオンの情報、いくつか出ているんですね。

まずは今さらの紹介ですが、新型コロナ感染の重症化にグルタチオンが有効である可能性についての論文なども出ています。

グルタチオンに新型コロナ重症化抑止の可能性 スポーツ整形外科領域の研究グループが報告

ここでは「鼻腔への噴霧」が提案されています。
確かにそれもよさげですね。
ただ粘膜からどれだけ吸収されるかという問題はあります。
その点、リポソーマルグルタチオンの吸収効率は抜群です。

家族内でコロナ感染者が出てしまっても、グルタチオンを摂取していたら症状が出なかったとか、感染してもそれほど目立った症状もなく改善したなどの感想もこれまで多くいただいています。

これまでもお伝えしてきましたが、コロナ感染も、シェディングもワクチン後遺症も似たような症状のことが多いです。
ベースとして「スパイクタンパクが悪さしているから」だと思われます。
(もちろんそれ以外の機序による悪さもありますが)
ですからコロナ感染対策に有効なことは、シェディングやワクチン副作用にも効果がある可能性が高いです。

今回お伝えしたかった一番の情報は以下のものです。
2022年3月に発表された論文です。

The function of SARS-CoV-2 spike protein is impaired by disulfide-bond disruption with mutation at cysteine-488 and by thiol-reactive N-acetyl-cysteine and glutathione
Biochem Biophys Res Commun. 2022 Mar 15;597:30-36.

ずいぶん長ったらしい題名ですが、結論から言えば、
『NAC(N-アセチルシステイン)やグルタチオンがスパイクタンパクの活性や機能を抑制する』
ということです。

シェディングもスパイクタンパクが悪さしていると想像していますが、だからグルタチオンに一定の効果があるんですね。
(「一定の効果」って言葉、ワクチン推奨者がワクチンに対してよく使っていた言葉ですね。どうでもいいですけど)
コロナ後遺症やワクチン後遺症もスパイクタンパクが悪さしている可能性がありますから、やはりグルタチオンの効果が期待できます。あっ、一定の効果が期待できます。

逆に言えば、スパイクタンパクに触れれば体内のグルタチオンが消費されます
今の世の中、接種者だらけですしスパイクタンパクからは逃れられません
なんなら空間にも残っていたり、物に付着していたりすらします。
「長年点滴をおこなってきた認知症の患者さんは、まったく老化していないように感じる」と以前ブログに書きました。
一方でワクチン接種者の一部では老化が急激に進行しているようにみえるとの報告も多くあります。
つまりは接種者の老化の進行は「グルタチオンの消費」も大きく関係しているのではないか?とも考えられます。

自分は実験・研究だとかで科学的に証明はできませんが、10年以上グルタチオンを患者さんに使い続けてきて、多くの症例を実際にみてきた、「観察」をしてきたことによる推測です。

体内のグルタチオンが消費されてしまったら、当然酸化物質にやられやすくなりますね。
人の体ってそれぞれ弱いところ、それぞれの体質があります。
歯が弱いとか、肩こりしやすいとか。頭痛くなりやすいとか。お腹弱いとか。皮膚が弱いとか。
歯根に小さな感染病巣が隠れていたりする場合(結構こういう人います)は特にその部位が悪化するなどして歯茎が病んだりすることがあります。
日々、そういう部位では酸化物質と抗酸化物質がせめぎ合っているのだと思われます。
そこで「抗酸化物質」が極端に減ってしまったら、その部位に症状が出やすくなります。
シェディングによって「弱い部分に症状が出やすい」というのはそういうところに理由があるのかもしれません。
(自分の弱いところとか関係なく出てくる不気味なシェディング症状もありますが)

ちなみにこの論文、日本人が書いています。
東京理科大国立感染症研究所(いわゆる感染研)などのメンバーによっておこなわれた研究です。
感染研なんてこのコロナ騒動で何度もメディアに出てきましたが、グルタチオンの「グ」の字も聞いたことがありませんでしたね。
こういう知見はこっそりと発表されます。日本人にはわかりにくく。

EUでは承認取り下げになった副作用の多い毒々しい薬だとか、在庫処分的なレムデシビルだとか、ポンコツワクチンだとかでコロナ対策を勧めるよりも、まずは上記の論文などをメディアで紹介したらいいじゃないかと思うのです

スパイクタンパクにも効果ありそうだし、老化予防の作用もありそうだし、今や日本のブームになってしまっている花粉症(花粉症対策が国会で議論されている)にも効果ある、シミにも効果あるとなれば、一石二鳥三鳥どころではありません。
種々の不調すら改善してしまう可能性すらあるのです。

でもこの国は国民の健康のためになることは絶対に勧めません。

グルタチオンはコロナ関連、ワクチン関連だけでなく種々の症状の改善に期待ができます(もちろんグルタチオンだけですべて解決できるわけではありませんが)。
健康のベースアップとして役立つ可能性があります。
グルタチオンでいろいろ改善してしまったら、医者も製薬会社も困ります。
それに点滴用のグルタチオンの薬価はとても安いのです。
そんな物で改善されてしまったら、製薬会社が大儲けできるせっかくの機会がなくなってしまいます
どんな汚い手を使ってでもコロナのためのバカ高い新薬もしくはワクチンをなんとしてでも売らなければなりません。

※ちなみにグルタチオンの薬価は安いといっても、自費点滴の場合は物品代、人件費、手技料、感染ゴミの処理代、場所代(一定の時間その場所を占有するわけですから)等計算されて料金設定がされますから、それなりの価格になってしまいます。

製薬会社は日本の政治家にも食い込んで工作しています。
PR会社を使っていろんな工作をしています。
これは薬だけでなくワクチンも同じですね。

もちろんグルタチオンが万能という訳ではありません。
なんなら今日驚くほどのワクチン臭を食らって、初めての症状が出ました(詳細は後日ブログに書きます)。

ただ上記のような知見(グルタチオンがスパイクタンパクの活性や機能を抑制する)があるのですから、グルタチオンを活用しない手はないのではないのかなと思うのです。安全性も高いですし。

あくまで憶測ですけど、
『巨大製薬会社が作ったワクチンや新薬の売り上げを減らしてしまうような、それらに競合する安価な対策方法は大手メディアで流してはいけない』
みたいな暗黙のルールが存在するのでしょうね。

最近話題のベニコウジも、「ワクチンの害を隠すためだ」みたいなことがささやかれていたりしますが、単純に「コレステロール値を本当に改善してしまう」から狙い撃ちされてしまった可能性もあります。
処方薬のコレステロール薬の市場はかなりのものです。
それを邪魔するものはけしからん、ということです。
脂質異常症(高脂血症)ビジネスは相当なもので、製薬会社は学会を動かし基準を下げ、スタチンという薬でボロ儲けしています。
ですから自然な成分で改善されてしまっては困りますね。
「人を不健康にする」という目的も果たせません。
まぁそもそもコレステロールなんてごく一部を除いて無理に下げる必要なんてありませんからどっちもどっちなんですけどね(ベニコウジすら飲む必要はないということ)。

また例えばイベルメクチン。
自分は感染時などに内服するのは良いとしても、予防目的になどで漫然と飲むことを否定しています(ちなみに「妊婦さんでは催奇形性のリスクがある」にもかかわらずそこを省いてSNS等で情報拡散していたのが大きな問題だと思っています)。
このような薬に対しても、製薬会社はPR会社などを使って潰しにかかってきます。
しかし、あまりにもイベルメクチン礼賛の声が大きいとなると、
「それではしっかりとイベルメクチンの効果を検証しましょう」
と、一応検証するフリをします。
でもそれは、「答えありきの検証」です。
「イベルメクチンはやはり効果はなかった」という答えがすでに用意されているのです。
正当にちゃんと検証するフリして、どんな汚い手を使ってでも最後は「効果がなかった」という結論を出すようにしているのです。
数字をちょっといじったり、不都合なサンプル(症例)をこっそり省いたりしていくらでも結果は操作できますから。

「ちゃんと検証してくれるんだ!」と期待させておいて最後に落とす。
これまでの歴史でもそういうことが繰り返されています。

科学論文には多くの不正が横行しているというニュースがあります。
ディオバン事件でもそうでしたね。
新コロワクチンとディオバン事件と森下竜一氏

上記で紹介した論文はあくまで基礎研究であり、どこかが儲かるためのための論文ではなさげです。
論文は「この内容によってどこかがおいしい思いをするのではないか?」と疑いながらみると良いかと思います。

まぁ科学的ではないといわれるかもしれないけど、世の中の情報はあてにならないことが多く、なんだかんだいって「観察」が一番頼りになったりします。

無駄に医療機関の食いものにされないように、自分でできるケアなど役にたちそうな情報を大公開していきます。