「コロナ後遺症」診断の罪

コロナ後遺症で苦しんでいるという方のニュースが長野県で報じられました。

新型コロナ後遺症で突然…体が不自由に「新型コロナが憎いと何度も思う。でも後遺症を乗り越えたい」支援を願い訴え続ける【長野】

この子の影像を最初にパッとみたとき、子宮頸がんワクチン副作用の子とだぶってみえました。

しかし報道では「コロナ後遺症」とのこと。
だけどニュースをよくみていくと、「ワクチンを3回接種」しているとのこと。

ワクチンを3回接種していたけれど、
『感染直後は40度近い高熱が続き、肺炎を併発して入院。
倦怠感や息苦しさ、味やにおいを感じなくなるなどの症状が続き、コロナが陰性になったあとも姿勢を保つことさえ難しくなりました。』
とのことです。

なんだかいろいろモヤモヤします。

まず、ワクチンが重症化を防ぐとのふれ込みで接種推奨されていたというのに、この子の場合は重症化をまったく防げていなじゃないかということ。

そして皆さんも感じていらっしゃるかと思いますが、「コロナ後遺症」ではなくて「ワクチン後遺症」ではないか?ということ。

この子は東京のとある「専門医」によるオンライン診療で「コロナ後遺症」と診断されたとのことです。

ここにはいろんな問題がいっぱいです。

まず「専門医」ってなんの専門医??
「コロナ後遺症専門医」なんて制度もないし、専門医を名乗るのはおかしいです。
日本全国どこにもいません。

そしてこの子のように神経症状を呈する人に、オンライン診療で的確な診断ができるのかということです。
当然オンライン診療では体の反射であるとか、神経所見をとることはできません

なにをもって「コロナ後遺症」と診断したのか。
なにをもって「コロナ後遺症」と断定したのか。
不思議でなりません。
ワクチンの影響を完全に省ける根拠はどこにあるのでしょうか。

コロナ後遺症にしろワクチン後遺症にしろ血液検査にも異常が出ないことが多いです。
神経所見は実際に診察しないとわかりませんから、話だけ聞いて「コロナ後遺症」と診断したのではあるまいな。

こんな診断、あまりにも乱暴すぎます。

そもそも地元でワクチン接種した医師らが、ワクチンでどのような副作用が出る可能性があるかとか何もわからず接種し続け、尻拭いもしないからこうなるのです。
「このワクチンを打つことによってどのような副作用が出る可能性があるのか」
「その副作用が出たときにどう対処するか」
それがわからない人間はワクチンを打ってはいけません。
それぐらい責任持って人に針を刺すべきです。

責任持つ人間が地元にいないから、こうやってオンライン診療で乱暴な診断を受ける羽目になるのです。

ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、この診断をした医師のバックにはとある団体・政党がからんでいるからなのか、突然何でかんでも「コロナ後遺症」と診断するようになりました
最初の頃はワクチンの危険性も訴えていたように思うのですが…。
幻を見ていたのだろうか。
現在ではワクチンの害は一切認めない態度を取っています。
この先生は結構メディアに出ていますが、ワクチンの「ワ」の字も出てきません。

コロナ後遺症で苦しむ人たちは、経済的支援・手当がないと訴え、休業手当・傷病手当の延長、医療費の公費負担の拡充など求めています。
確かにコロナ後遺症は存在します。
「コロナ感染」という現象は確実にあります。
ですから本当に苦しんでおられる方々には一定の援助が必要でしょう。
ただそうなると、インフルエンザ感染後とか、ただの風邪にかかったあとも国が補償しなければならないということになりますからおかしな話になってきますが。

で、問題はここからです。

現在のところ「コロナ後遺症」患者さんには十分な支援がありません。
つまり「コロナ後遺症」と診断されると十分に救済されないのです。

一方でこの子が「ワクチン後遺症」と診断されたらどうでしょう。
あそこまで症状が重篤なのですから、予防接種健康被害救済制度に申請したら通っている可能性が高いです。
しかも3回も接種しているのだし。
そうすれば医療費の支給を始め障害年金を受給できる可能性があります。

あの医師は「ワクチンの害の可能性」を故意に除外し、わざと「コロナ後遺症」と診断している?

そんな疑惑があるのではないでしょうか。
国の負担を軽減するために。
この疑惑はこの先生に限ったことではありません。
国がそのように仕向けている可能性があります。

なぜコロナ後遺症と断定できるのか、なぜワクチンの影響を完全に除外できるのか不思議でなりません。

ワクチン接種したあとにコロナ感染してしまったことにより免疫系が悪さして、神経症状が強く出てしまったと思われます。
100%ワクチン接種が原因ではないかもしれないけど、少なからず関与していると思われます。
ワクチンなんぞ接種しないで、単純なコロナ感染だったらあそこまで症状はひどくならなかった可能性すらあります。

ワクチンの可能性を除外し、乱暴に「コロナ後遺症」と診断することは非常に罪作りです。
救済される人も救済されません。

ちなみに上記ニュースは4月4日に報道されたものです。
一方で、今年2月20日にも同じメディアはほぼ同じ内容のニュースを報道しています。

【特集】「突然…首から下が動かない」新型コロナ後遺症の女子高校生 春の卒業が目標 そして いつか元のように…【長野・岡谷市】

内容はほぼ一緒なのですが、大きく違うところは「ワクチン3回接種」の情報があるかどうか
2月の記事は一切なかったのに、4月の記事にはちゃんと書かれています。
同じメディアなのにこの違いは一体何なんでしょう。
というか記事(ニュース)の文章(セリフ)もほぼ一緒。

<2月20日>
『穏やかな日常が一変したのはおととし9月7日。新型コロナウイルスに感染してからです。
40度近い高熱が続いて肺炎を併発し、病院に入院しました。感染直後から倦怠感や息苦しさ、味やにおいを感じなくなるなどの症状が現れ、姿勢を保つことさえ難しくなりました。』

<4月4日>
『そんな幸奈さんの穏やかな日常が一変したのは、おととし9月。新型コロナウイルスに感染してからです。
ワクチンは3回接種しましたが、感染直後は40度近い高熱が続き、肺炎を併発して入院。倦怠感や息苦しさ、味やにおいを感じなくなるなどの症状が続き、コロナが陰性になったあとも姿勢を保つことさえ難しくなりました。』

なぜ突然ワクチンの接種情報を入れてきたのか不思議です。
記事を書いた人がこっそり問題提起としてしのばせてきたのかわかりませんが、だったら最初から書けって話です。
たった2ヶ月の差かもしれませんが、「2ヶ月も」です。
ワクチン後遺症は時間との勝負みたいなところもありますから、この2ヶ月は大きいです。

コロナ後遺症で悩んでおられる方、病院に行ってもすっきりしない方が多いでしょう。
自分で情報収集し、サプリ等利用しながら自分で解決しておられる方も多くいます。
コロナ後遺症の的確な治療法なんて確立されていないのだし、病院に助けを求めたってどうにもなりません。
言い過ぎかもしれないけど、病院に頼ることを忘れた方がいいです。
言い過ぎました。病院はちゃんと選ばないといけません。

この子のセリフにこんなものがありました。
『(病院で)気の持ちようとか、甘えているとか、赤ちゃん返りしているとか、いっぱい言われてつらかったし、1年以上、動けないからもっとつらい』

多くの子宮頸がんワクチン後遺症の子も同じ苦しみを味わっています。
「気の持ちよう」というセリフは本当に罪です。

病気に年代なんて関係ありませんが、この子の年代でこんなにも苦しみ悩んでいる姿を見るのは本当に心苦しいです。

安易な「コロナ後遺症」という診断は罪です。
ワクチン接種しているのならワクチンの影響を捨ててはいけません。
コロナ後遺症もワクチン後遺症も似たようなところはありますが、どこをみているかで治療法も間違った方法に進んでしまうかもしれないのです
あるいは「まったく無意味な治療法の継続」となってしまう可能性もあるのです。

この子が少しでも(ワクチン後遺症に対する?)的確な治療を受けて、いち早く回復されることを心から祈っています。

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