大阪万博と…

先日のブログに「抗加齢医学会をやめようかなぁ」みたいなことを書きました。

ミスター二枚舌

そうしたらタイミング良くこんなネットニュースが出てきました。

【追及スクープ】「大阪万博利権」に群がるヤバい人々…「普通に取材しただけで請求3000万円」「過去に高級車盗を繰り返していた創業者」

ここの記事内に、「日本抗加齢医学会」という単語が出てくるんですよねぇ。

もちろんあの森下竜一氏が出てきます。

アンジェスという会社でワクチン作る作るといって100億近いお金を国から出してもらったのに、今度は大阪万博利権にも食い込んでいるようです。

この記事を書いた森功氏はノンフィクション作家で、これまでの日本の闇を取材し、数多くの本も出版しています。

今回の舞台は「大阪万博」
いつかこれに関する本も出版されそうです。

主役は
・森下竜一氏:アンジェスでワクチン作ると言って大金をせしめた人。今回の親玉?。
・サイエンス:CMで有名なシャワーヘッド「ミラブル」の会社
・ASメディカル:GACKTが治療したとこ

ちなみに森下竜一氏にはずっと前から自分は注目しておりまして、
2020年4月のブログですでに森下竜一氏にちょこっと触れており(やっぱりビタミンD と愚痴いっぱい)、
2020年12月には大々的に?取り上げております(新コロワクチンとディオバン事件と森下竜一氏)。
実に3年前からです。自分でも気づけるくらいにうさんくさいことばかりしていたということですね。

一体いつまでカネを追いかけるのでしょうか。

上記主役に関する記事はぜひご自身で読んでみてください。
週刊現代のHPにありますので、すべてご紹介します。

【追及スクープ】「大阪ワクチン」失敗のお騒がせ男が、「大阪万博」総合プロデューサーになっていた!

【追及スクープ】「大阪万博・大阪パビリオン」プロデューサーの顧問先企業が”最高位”スポンサーに決定した「不可解」

【追及スクープ】「大阪万博」が汚れた東京五輪の二の舞に…シャワーヘッド「ミラブル」を売る新興企業の正体

「ホンマにやりたい放題や」…関係者も呆れる「大阪万博」の理解しがたい実態

【連続追及】大阪万博トップの「アベ友」阪大教授の重大疑惑に、大阪府市が「記事改竄」までして異様な反応

【森功・寄稿】アンジェス森下竜一と「黒い大阪万博」の取材過程を明かす…なぜ松井・吉村は逃げ回るのか

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2年後迫る大阪万博を利用して企業PR・商品宣伝…「アンチエイジング」企業の黒すぎる実態

【追及スクープ】「大阪万博利権」に群がるヤバい人々…「普通に取材しただけで請求3000万円」「過去に高級車盗を繰り返していた創業者」

【追及スクープ】まるで「ルフィ」を彷彿とさせる被害約2億円の高級車窃盗団を…「大阪万博利権」に深入りする企業の「ヤバすぎる過去」

森下竜一氏は万博の「総合プロデューサー」という地位を利用して、自身が顧問を務めるサイエンスやASメディカルを万博に結びつけてあげているという構図です。
しかも自身が顧問しているそれらの会社を宣伝までしている
しかもしかも抗加齢医学に関するイベントでも宣伝している。

結局コネとカネ。
仲良しこよしで万博を私的に存分に活用し、利権をがっぽりいただくという感じでしょうね。

そして森下竜一氏には特に、抗加齢医学だとかアンチエイジングをいいように利用されている感じですね。
なんだか、あのヘイゾーと同じ匂いがする。

こんなんだから森下竜一氏が副理事を務める抗加齢医学会はくそくらえって思っちゃうんです。
今年資格更新のために講習を受けなきゃいけないんですが、やっぱりやめようかと思います。
バカらしい。

今回のブログの題名、本当は「大阪万博と森下竜一氏」とか「大阪万博とミラブル、ASメディカル」とかにしたかったでのですが、上記週刊現代の記事にあるように、いきなり3000万とか要求されかねない。

森功氏はただただ取材しに行っただけなのに、名誉毀損で1000万円、精神的苦痛で2000万円、合計3000万円を1週間以内に銀行口座に振り込めと、ミラブルの会社(サイエンス)から届いたらしい。
というか、ただの紙切れが届いたらしい。
しかもすんげぇどんぶり勘定。

まるで
「お前、俺の足踏んだから罰金1億円な!」
と言う小学生のよう。
今時の小学生ですら言わないだろうに。

東京五輪でも裏でいろんな口利きがあって逮捕者まで出ていますが、大阪万博もです。
しかも堂々とわかりやすくやっちゃっています。
あまりにもわかりやすい構図で、ほんとにいいの?と逆にこっちが心配しちゃいます。
アンチエイジングフェアで堂々とミラブルの会社を紹介しちゃうところなんて、やばいっしょ。

フジテレビで行われたアンチエイジングフェア、主催はフジテレビジョンと日本抗加齢協会となっています。
日本抗加齢協会」を検索すると、役員は抗加齢医学会の役員とも結構重複しているんですよね。
ますます抗加齢医学会も怪しく思えてきた。

「日本抗加齢協会」の賛助会員をみると、名だたる企業の名前が連なっています。
なんで?なんで?と思ったら、「機能性表示食品制度支援」というものを行っているからなんですね。
上記リンクをクリックすると、とある人物(今回のブログの主役)が満面の笑みで出てきますが。
さらにページを下の方に進むと、いろんな費用が具体的に出てきます。

企業としてはたいして効果のない(おっと失礼)ものでも、「機能性表示」できたら単価も高くできるし、健康を気にする人にはかなり売れます。
安くはないけれど、年会費だとか研究レビュー費用というみかじめ料(おっと失礼)を「日本抗加齢協会」に納めれば、胸張って「機能性表示食品」を販売できるというものです。

ちなみに賛助会員の年会費は、「1口 150,000円で2口以上」。
つまり最低30万円以上です。

「抗加齢医学会」だけが集金システム(おっとまたまた失礼)になっているのではなく、「日本抗加齢協会」もまた一般企業を相手にした大きな集金システムになっているようです。
「機能性表示」を人質にして。

ちなみに、
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機能性表示食品について
機能性表示食品制度とは、国の定めるルールに基づき、事業者が食品の安全性と機能性に関する科学的根拠などの必要な事項を、販売前に消費者庁長官に届け出れば、機能性を表示することができる制度です。
特定保健用食品(トクホ)と異なり、国が審査を行いませんので、事業者は自らの責任において、科学的根拠を基に適正な表示を行う必要があります。
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消費者庁に届け出れば機能性表示をうたえちゃうんですね。
国は審査しないらしい。
つまり一応(一応ね)機能性があるというデータを作れれば(おっと失礼)、機能性表示食品として販売することができるようです。
そこのデータ作りのアドバイスなどに「日本抗加齢協会」が大きく関わっているらしい。
そしてデータブックとかいうものに載せてもらえたら、お墨付きをもらえたことになりますから胸張って販売できるというものです。

こんな(おっと失礼)「日本抗加齢協会」というところと、「日本抗加齢医学会」の役員はかなりかぶっている人間が多い。
やっぱり「日本抗加齢医学会」もうさんくさく感じてきた。

だって、年に1回の抗加齢医学会総会では、会長特別企画としてUSJを貸し切りにして芸能人も呼んでイベントやったりとかしてるんですよ(2022年)。
なんじゃ会長特別企画って。
ちなみに2023年度(6月)の学会総会の会長特別企画は、シルク・ドゥ・ソレイユ日本公演第14弾『ダイハツ アレグリア -新たなる光-』貸切公演 だそうで。

あっ、もちろんUSJ貸し切りなんて行ってないですよ。
いつからか、日本抗加齢医学会はこんな貸し切りイベントをやるようになりました。
すんごい違和感を感じたのを覚えています。

2022年の総会のHPは誰でも見ることができます。
第22回日本抗加齢医学会総会

しかし会長特別企画については具体的にUSJのことなんて書いていないんですね。
例えば、事前参加登録のページを見ると、
「会長特別企画会場まで約20分」
とか書かれていたりする。
もちろん、
「会長特別企画会場=USJ」
です。
なんじゃ、会場特別企画会場って。いやらしい。

ハッキリ書かないところをみると、多少はそれなりに後ろめたさのような自覚はあるのでしょう。
会長特別企画会場とかがんばって隠してたのにここでバラしちゃいましたけど。
(なんの義理もないしね~)
2022年6月は一応コロナも比較的落ち着いていた時期ではありましたけど、でもねぇ。
そんな時期に医療者がテーマパーク貸し切りでどんちゃん騒ぎってねぇ。
ワクチンで苦しんでいる人もたくさんいたのにねぇ。
おかしいねぇ。

もちろん医療者だってストレス発散だとか遊ぶ時間も大事ですけど、有名テーマパークを貸し切ってのイベントって…。
世間的にどうかと思います。
わざわざあの時期にあることはなかったと思いますけど。
我慢できないもんかね。
「自分たちは特別」みたいなそんないやらしい気持ちがあるようにしかみえません。

以前にも書きましたけど、まっとうなことやっていると医療ってそんなに儲からないんですよね。
それと同じで、学会とか研究会も派手なところは怪しいですね。
間違いない。

というか、今回の主役周辺を調べていくとネタに尽きないくらい怪しいことだらけです。どんどん広がっていく。
おかげで今回のブログもこんなに長くなっちゃいました。

無駄に医療機関の食いものにされないように、自分でできるケアなど役にたちそうな情報を大公開していきます。