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No.1045 うっふん!

「あらま、この時期に桜?あまりの陽気に狂い咲きか?」
思わず、近寄ってじっくり見たのは、もう8年も前のことです。
 
大学のクラス会が行われるというので上京した時に、上野公園内で観たのは「ジュウガツザクラ」でした。十月桜とは、バラ科サクラ属で、江戸彼岸と豆桜の交雑種といわれる「小彼岸桜(コヒガンザクラ)」の園芸品種をいうそうで、
「10月ごろに開花し、春まで断続的に小さい花を咲かせます。秋の花は、春に比べて花弁のねじれ等があり、白色のものが多い。」
とは、ネットの親切さんの記事で教わりました。
 
春に、上野公園で花見をした経験はありません。九州の片田舎から、久しぶりに上野を訪れたオジサンへの、ささやかな秋のサービスでしょうか?西郷どんと、ツンとすました狩猟犬が鎮座まします銅像近くの芝生の中で、桜は力強く育っていました。
 
「ジュウガツザクラ」の花言葉は、「優れた美人」「純潔」「精神美」「淡泊」だと名も知らぬ人のブログから教えていただきました。
 
「優れた美人」だなんて…、
「ウッフン!」。
花になり代わって、言ってみました。


※画像は、クリエイター・スナフさんの「十月桜」の1葉をかたじけなくしました。その説明には「新宿御苑で見かけた十月桜」とありました。東京でも、あちらこちらで十月桜が見られるようです!お礼申し上げます。