2024年7月2日

2024年7月2日。健康な睡眠周期で睡眠時間が取れていないせいか、頭の中にうっすらとバグが残っているみたいにすっきりしない。昼ごはんの弁当を食べたら大体そのあと1時間くらい机に突っ伏して寝ているのだが、それで十分ではない。頭の中で愚にもつかない考え事をしてしまうせいか、夜に眠ることができない。今日も外が白んできてようやく少し眠気がやってきた。

昨夜、眠れない布団の中で考えたことの一つは、「俺は自分の力を出し切っているか」という問いだった。作品をつくるにあたって、絵を描くにあたって。出し切っていない。出し切っていないのは明らかだ。だが毎日出し切るように生きていたらとても続かないのはわかる。続けることが第一だ。その上で、要所要所、コンスタントに出し切ることも必要なのではないだろうか。

出し切らないことと出し切ることがバランスよくできるようになって、ようやくプロになれるのかもしれない。いやアンバランスでも構わない、出し切ることができさえするなら。結局のところ、それをプロフェッショナリズムと捉えるにせよアマチュアリズムと捉えるにせよ、出し切ること抜きに傑作が生まれるとは思えない。

何度も同じことをぐるぐると堂々巡りで考える。ジェスドロすら毎日できていない自分は本当に絵をうまくなる気があるのかと。そもそもジェスドロだけでなく、もっと技法書を読んだり模写をしたり、作品の種となるようなアイディアを膨らませたり、ネームを描いてみたり、1日1ページの日記漫画を描いてみたり、とにかくやるべきことややれることはいくらでもいっぱいあるだろう。でもできない。それ以外にもやることがある。やりたいこともある。勉強とか、ゴロゴロすることとか、関係ない動画見たりとか、本読んだりとか。そう思うと、やっぱり今やっている1日1枚が自分の毎日絵や漫画のためにできることの限界なのだという気持ちにもなる。そうやって自分を納得させることはできるが、漫画をつくるためにやっているんだという目的に近付いているかは心許ない。それに、漫画家になりたいと口にすることが、そんなに甘い目標だとは思えない。自分の甘さが透けて見える。

18時30半、実習先の目の前の喫茶店でカツカレーを食べる。サービスでコーヒーをいただく。相変わらずうまい。19時半にホテルに戻る。23時まで眠る。風呂に入る。洗濯をしたり、絵を描いたりしていると3時になった。

履歴書やエントリーシートを書かなければならないのだけど、今日もまったくできずに終わってしまった。

【1日1枚】1173/2000枚目。写真模写。

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