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古布で、創作帯

ついにここまできてしまった。
好きな布から帯を作ってもらいました!
と言うお話です。

これまで、
呉服屋さんで勧められた帯を購入する、からスタートして、
→リサイクルショップの安さに驚き、いわゆる呉服店に足が向かなくなり、
→オークションサイトで競り勝つ楽しさに目覚めるも、熱くなる性格なのでやばいやばい💦と自制して今はほぼ引退
→国内外の古布で作った帯を扱うセレクトショップ的なお店にハマり、インスタフォローしまくるも、古布だけに状態見ずに安くないお代を払うのに二の足を踏み、見ーてーるーだーけー
・・というのが帯の入手経路における主な変遷。

つまり、インスタで和更紗やバティックの帯を(素敵〜❤️)と眺めつつ、休みの日によく行くリサイクルのお店でスタッフさんとお話ししながらあれこれ見せてもらってたまに購入、というのが現在のStyle(なぜか英語)🤣

そんな中、知り合いに以前教えてもらうも行く機会がなかなかないまま月日が流れていた、荻窪にある呂藝さんにお邪魔する機会がありました。
素敵な布が山盛りで、みてるだけで楽しい。
大きさ様々なので、名古屋帯のテ、腹、お太鼓に使える長さのある布で、状態のよさそうなものを探す探す。
宝探しみたいですっごく楽しかったです😆

で、これ好きかも!というグリーンの更紗を見つけるも、少し長さが足りないんだよなーとウンウン悩んでいたら、お店の方が奥から同じ布のハギレを見つけてきてくださって(これが最後のひとつ!とのことでした)合計2メートル分、即決で購入させてもらいました。

で、帯を作っている知り合いの方に、表側に継ぎ足してもらう布と、裏側の布の色だけ指定して仕立てをお願いしたのですが、それが先日仕上がり、受け取ってきました!

じゃん!
こちら、深緑にお花が描かれてる更紗生地に、裏は黒い布で作ってもらいました!

明治時代のおそらくめっちゃお金持ちの家のお布団カバーだったようですが、ほぼダメージなし。
多少ヤケや色褪せしてるところがありましたが、上手いこと繋げてくださってほぼ気になりません。
むしろ多少の色褪せなどは古さの証拠で「味」ってやつですね。

めちゃめちゃ嬉しい。
さっそく帰って手持ちの着物に合わせてみました。

ぜんまい花織の単にあわせて

淡いグリーンとパープルの単に乗せてみました。
帯の色が濃いから秋冬かなと思いましたが、単もいけそう?
色的にはバッチリっと思うのですが、どうでしょう。

ゴールデンウィークに着たいけど、関東は雨☂️が続きそうな予報なんですよねー😭


それにしても。
気に入った布で帯を作るって、着物好きが行き着くある種の究極のカタチというか、スッゴイ楽しみ方ですよね。
形が単純な分、幅が広すぎて、しかも呉服店で買うより全然お手軽に一本できるから・・これは沼化しそうな予感😆

呂藝さん、また行きたいけど、とりあえずは近場のユザワヤの生地コーナーに行ってみようかな!

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