録音前の機材チェック

撮影や録音前の機材チェックでは、
必ず録音する状況と同じ想定で行い
バッテリー駆動で、ケーブル等も当日と同じものを使います。
そうする事で、忘れ物や故障に気付いたり出来ます。

ワイヤレスマイクでは必ず電波も飛ばしてチェックをしましょう。
レコーダーもマイクを接続して、必ず全チャンネルを録音し、
問題ないかも確認です。

案外忘れがちなのが、ファームウェアのアップデートです。
弊社はすぐに最新ファームにするのは、辞めており、
半年くらい経過してから、アップデートしてます。

今回もアップデートをしてから、カードチェック、
そして全チャンネル録音チェックをします。

忙しいと、疎かになったり、アシスタントに任せたりしてしまいますが
やはりここは、自分で行いたい所です。

撮影の場合の録音機は、ZoomF8nだけにしてしまいました。
以前はRolandR-88やProToolsも併用してましたが、
F8nの使いやすさに驚き、思い切ってこれだけにしております。
(写真は以前のシステム)


本体も安いので、映画の様な大作が終わった際には、
メンテナンスに出すのではなく、F8nを買い換えてます。

現在、映画やCMでは
1日に何度も撮影場所を変更したり、何カットも撮ったりします。
素早いセットチェンジや移動に耐えられるようにと
弊社はどんどん機材を小さく、減らして行ってます。

照明さんもその場でアテまくるので、マイクの影が出やすくなったりします。
そんな対策として、映画のような大変な現場を経験している
ブームマイクスタッフは、ゼンハイザーの様な大きなガンマイクではなく、
小さいマイクを使います。
その方が、出演者に寄れるし、影が目立たないのですよね。

サポート頂けますと、書くスピードが上がります、 皆様是非よろしくお願いいたします。 これからも、より為になる記事を書かせて頂きます。