カウントのはなし
撮影や生放送、ライブ会場で
曲前にカウントが必要になる事があります。
これは、聴きやすく、曲のテンポにあっている必要がありますが
MV撮影等では、アシスタントさんが適当にカウントをつけるので
テンポが合ってない事が多々あります。
これではミュージシャンがかわいそうです。
カウントは、ドラム等のリズムが入ってくる前まで
しっかり入っている事が重要です。
そうでないと、イントロが効果音だったりして、
リズム取れない場合があります。
MV撮影では、カウント音を上に被せても大丈夫なので
しっかりリズムが取れる所まで、入れておきましょう。
生放送では、カウント用のチャンネルがあるかを確認してからカウントを作ります。
Mステは別チャンネルがあるので、歌始まりまで入れる事もあります。
そして、歌の音程が取りやすくなるように
歌頭のコードや、その音程でカウントを作ったりします。
重要なのが、アーティストや出演者に心の余裕が持たせられるように
必ずカウントを2小節、もしくはその前にコードを入れて、
曲が始まるより多少長く作ってあげる事です。
そして、生放送やライブでは、聞こえやすいように
「1.2.1.2.3.4.」と声でカウントを入れてあげる事が重要です。
紅白や、Mステなどの生放送では
曲尺が「2分21秒」とか厳密に決められてます。
これに合わせて、曲編集をして、カウントを入れますが
カウントの長さの決まりはありません。
なので、長めに作ってあげて、
アーティストに余裕を作ってあげましょう。
この写真のカウントはCM撮影用ですが、
曲終わりもハッキリさせる為に、曲終わりでもカウントを入れてます。
そしてループをかけた時に、テンポが狂わずにずっとループするように
ファイルを作ります。
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